古典的作品の現代語訳、外国語作品の翻訳
僕のメモから判断すると、2013年6月だったと思う。
遠野物語(オリジナルは柳田国男著)について、京極夏彦は、京極夏彦×柳田國男『遠野物語remix』とし、現代語訳とはしなかった。
そのことについて、TBSテレビ「王様のブランチ」でインタビューに答えていた。
現代という環境や文化に生きる人々に通じる書き換えをしたかったのだという。
翻訳しても、恐怖感などが伝わらないからだという。
その通りだと思う。
このことは、外国語の翻訳にもあてはまる。
翻訳しても、文化の違いによって伝わり方があったく異なってしまう。あるいは伝わらない。
| 固定リンク
「ことば」カテゴリの記事
- (続)英語のカタカナ表記の問題(疑問)(2020.11.24)
- 文鳥はリテラチャーバード?(2020.10.06)
- 「ドコモロ」座とは、星座? 劇場? 劇団? それとも映画館?(2020.09.13)
- 英語のカタカナ表記の問題(疑問)(2020.08.20)
- 英語のカタカナ表記の問題(疑問)(2020.08.20)
「文化」カテゴリの記事
- 「和製英語」はおかしな表現である(2019.07.25)
- 時代を先取りしすぎていた。38年早すぎた?(2019.06.03)
- アメリカ人にも、チップは難しい?(2019.05.14)
- 【提案】日本流、ワインの美味しい飲み方(2018.12.11)
- 日本とバンクーバー(カナダ)の対比(2017.08.18)