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2013年7月 8日 (月)

拡大と縮小

画面がタッチパネルであり,2本の指を広げたり狭めたりすることで画面の拡大縮小が行なえることがスマートフォンの代名詞となった現在,もしも現代版「アクションQ」(*)があるなら,スマートフォンや携帯電話を表わすジェスチャーは簡単だろうなぁと思う今日この頃である.

(*) は今の今まで,番組名が「アクションQ」なのだと思っていたのだが,念のためインターネット検索で調べてみたら「シャープ スターアクション」というのが番組名のようだ.詳しくはウィキペディアを参照.なお,ユーチューブに映像があったが,番組冒頭のみであり,僕が伝えたいイメージを感じてもらうのは難しい.この番組は,ひとことで言えば,ジェスチャーゲーム番組である.
さて,昨今はジェスチャーといえば,パソコンやスマートフォンを操作する指の動きを指す.

今回は,スマートフォンおよびタブレットにおけるジェスチャーの話である.

タッチスクリーンが普及したことによる,携帯電話にまつわる変化(僕の観察結果)といえば,旧来の携帯電話ではおじさん/おばさんが主に利用していた,左手保持右手タッチ法が拡大したことが挙げられる.

このような状況だから,旧来の携帯電話と同様に片手で入力するユーザーは,少数派ではないにしろ,メジャーではなくなっているようだから,以下に述べる問題を問題だと思っている人は少ないかもしれないが,片手で操作できてこそ携帯電話だという観念を強く抱いている僕は,2本の指を広げたり狭めたりすることで画面の拡大縮小を行なう操作(ピンチ操作;pinch)を問題視していた.

Apple iPhone や iPad の iOS 6 の場合で言えば,片手での操作(つまり2本ではなく1本指での操作)についても少しだけ配慮されているが,不十分である.

Webブラウザー(Safari)では,1本指のダブルタップでページが拡大する(ダブルタップした領域が画面の横幅一杯に拡大される;ここでいう領域とは,表のひと枠である)が,片手ではそれをもとの表示に戻す術がない.

写真アプリでは,1本指のダブルタップで拡大し,もう一度ダブルタップするともとの縮尺に戻る機能があるが,望みの拡大率にする術はない.

マップアプリでは,1本指のダブルタップで拡大し,2本指の(シングル)タップで縮小する機能があるが,片手では2本指を使うことができない.だから,片手操作では,拡大する一方である.

ユーザー・インターフェイス(ヒューマン・インターフェイス)を研究の一部としている僕だから,これを解決する手法を,未完成ではあるが考えてはいた.考えはじめて3〜4年になるだろうか….しかし,僕が一瞬にして白旗を揚げるすばらしい方法で僕の希望を実現しているアプリがあった.

Google Mapsアプリを操作しているとき,「おやっ!?」と思った.なぜか片手で拡大縮小ができた瞬間があった.

なぜそうなったのか分からないままに試行錯誤したところ,片手(1本指)での拡大縮小操作ができるような設計になっていることが分かった.

ダブルタップし,そのまま指を離さずに上下にスライドさせると,拡大縮小する.

他のアプリでもこの方式が使えれば,片手ユーザーにとって大変ありがたい.

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