ある菓子パンとの出会い
あまのじゃくを自認する僕は,宣伝文句に踊らされることが少ない.より正確に言えば,宣伝文句に踊らされないよう,できるだけ懐疑的に捉えるようにしている.
だから,「売れてます」とか,「全米が泣いた」とか,「20万部突破」という宣伝には,それを初めて考案した人を凄いと思うし尊敬するが,売る側の誘導に乗らないように(一方的に負けないように)努力している.
このような考え方は,疲れる,楽しくないと思う人もいるだろう.しかし,僕にとっては,それが喜びで,楽しいのだから仕方がない.それが,あまのじゃくの所以である.
さて,このような僕だが,最近,販売戦略に乗せられ,しかし,乗せられても悔しくはなく,素直に負けを認めてハマってしまった菓子パンがある.それは・・・
とっておき宣言
ザクザククッキー&クリームパン
口当たりまろやかなクリームパンにクッキーをのせました
(145円,山崎パン)
である(写真参照;クリックで拡大).
元々,そして今でも,よく,昼食の一品として甘い菓子パンを食べる.だから,新製品を目にすると,それを手に取ることが多い.
このパンが,あるコンビニのパンの棚の最上段(だったか,2段目だったか)にずらりと,差し渡し5列以上にわたって並べられていた.
クリームパンの柔らかさとクッキーのザクザク感が,これまでの菓子パンにはなかった,美味しいだけでなく楽しい味わいをもたらすのだ.
最後に,これを幾度か食べてみて分かったことを述べて〆にしたい.
それは,買ってすぐに食べた方が美味しいということ.これまでの菓子パンは,賞味期限内なら数日置いてから食べても,すぐに食べるのと美味しさに大差はなかったが,このパンの場合は,数日置いておくとザクザククッキーのザクザク感が減弱してサクサクになってしまうのだ.ただし,パンの名誉のために加えておくと,数日置いたパンであっても,はじめて食べる人は,そのサクサク感と軟らかいクリームパンのコンビネーションに感動するだろう.
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