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2008年7月20日 (日)

予想外!(その後)

このようにして,恐らく日本国内で類を見ないほど“お気楽”にiPhone 3Gを入手できたわけだが,単に興味がある以上に,“探りを入れる”目的(*)の僕が感じたことをいくつか挙げてみる.

(*) 僕は,人間,そして人間と機器の関わりを考察することを仕事(の一部)としている.体験主義の僕は,気になるものは可能な限り自分で使ってみるようにしている.このために,これまでも結構な私財を投じている.とはいっても,世間で言う「私財」に比べたら2〜3桁小さいが(^^ゞ

参考までに,これまで購入した製品の例を挙げると


などがある.

iPhoneには素晴らしい機能,感動的なユーザー体験が多数ありすぎて,一つずつ挙げていてはきりがないから,ここに挙げるのはほんの一部に過ぎない.しかしもちろん,僕はAppleに惚れ込んでしまっていて,恋の盲目で見えない部分,あるいは許してしまっている部分もあるだろう!?


  1. 完全平面のタッチパネルは感触がないから,キーに比べると使いにくい.
  2. ローマ字入力のパソコン型キーボードに加えて,ケータイと同じように数字キーを連打する方式のかな入力も使える.
    ……ほとんどのケータイに装備されているが目立たない逆回りボタンもはっきり表示されている.その上,連打しなくてもかなが入力できる新方式まで実装されている!
  3. 表示方向自動切り替え(本体の向きに応じてwebページや写真の向きを変えてくれる)は概して便利だが,ごろ寝して操作するときにも向きが変わってしまうのが不便である.方向切り替えをOFFにする設定が欲しい.
  4. ページ操作での移動方向が直観と逆で戸惑う.
    ……この違和感は,僕たちがパソコン操作に導入された方向概念に慣れてしまったことに起因するから,正確に言うと「これまで慣れ親しんだパソコン操作と逆で戸惑う」となる.パソコン操作では,画面で見えていない下の方を表示するために下向きの指示を出す.例えば,下向き矢印を押す,マウスでウィンドウのスクロールバーをつまんで下に動かす指示である.これは,ページが高大な空間に広がっていて,自分の目線を動かす考え方(自分が動く考え方)である.望遠鏡で景色を見るときに,空を見るには望遠鏡を上に動かし,山の麓を見るには下に動かすのに対応している.一方,iPhoneの操作は,自分が動くのではなく,対象を動かす考え方である.現実には存在しないだろうが,横書きの巻物を小さなテーブルの上で見ることで想像してみる.巻物を広げて上の方がテーブルに乗っているとすると,下の方は足下(テーブルの下)に転がっている.その状態で巻物の下の方を見るには,巻物を上にずらしてゆく.iPhoneでも,画面の文書を指先はじいて上に動かすと,文書の下の方が見える.この2つの考え方(自分が動くvs.対象を動かす)は,慣れあるいは趣味の問題である.したがって,Google Earthがそうであるように,どちらにするか選択できるのが理想である.iPhoneも何れ選択可能になるかも知れない.

今日のところはこの辺で.

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