分かりやすい&分かりにくい

2019年8月14日 (水)

認識不可能な道路サイン——高速道路への誤った侵入を防止する効果はなさそう

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画像[クリックで拡大]は、ここ数か月の間に、ある高速道路入り口の路面にペイントされたサインである。
※ 看板型の標識は以前からあったが、路面のペイントは最近のことだと認識している。

恐らく、高速道路の入り口だと気づかずに、間違って侵入する自動車(のドライバー)に、高速道路だと知らせるためのサインなのだろうが、誤進入を防止する効果はなさそうである。

なぜなら、本来の路面ペイントは、ドライバーから視認しやすいように、長く伸びた文字でペイントされるべきであるのだが、この路面ペイントは伸びが不十分であるため、静止画やビデオのストップモーションや、あるいはその表示があると分かっていれば認識可能だが、さもなければ認識不可能だからである。

が撮影したこのビデオを見ていただければ、僕の主張を理解していただけると思う。

《追記:2019-08-16》ビデオを見ていただければ分かるように、看板にせよ路面ペイントにせよ、仮にメッセージを認識できたとしても、既に高速道路への進入路に入ってしまっている。だから、間違いに気づいても引き返してはいけない。自動車の誤進入を防止するためには、もっと手前で案内しなければならない。となると、この案内は自動車向けではなく、歩行者や自転車向けなのだろうか。

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2019年8月 4日 (日)

強調するつもりが、その反対に見えなくなってしまう‥‥赤インクの難しさ

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ポスターや掲示の「赤色」の難しさについてである。

「黒色」を基本とする掲示において、「赤色」は、新しいうちは制作者の意図通りに強調の役割を果たしているが、月日が経つと色あせて、赤色が薄れたり、場合によってはまったく消えてしまい、その結果、強調したい肝心の点が読み取れなくなることがある。

画像[クリックで拡大]は、このように赤色が薄れてしまったポスターと、新しいポスターである。

頻繁に交換のできないポスターや掲示では、「赤色」が色あせることを前提にデザインすべきなのだろう。
あるいは、月日が経っても色あせない「赤色」インクが開発されるといいのだが、それは難しいのだろうか、それとも、開発されていても高コストなのだろうか。

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2019年7月 5日 (金)

ここは何号車?(数字の混雑)

Confusingnumbersは、小田急ロマンスカーを、座席のリクライニングの角度の点で高く評価している。

「ノオト:リクライニングの角度」や「ノオト:電車で座席を倒すときの、声がけの必要性について」に、その高評価の理由を説明してある。

その高評価とは裏腹に、最新型のロマンスカー(GSE=70000形=)には、今のところ2つの難点があると考えている。

難点を述べる前に、GSEの良い点を挙げておこう。

デザインに凝りすぎて網棚空間(荷物載せ)が狭くて使いにくいVSEとは違って、網棚空間が広いこと、そして、フックが充実していて手荷物の収まりがいいこと、更には、各座席の肘掛けに電源コンセントが設置されていることなど、優れた点が多い。

そのように良い点が多いからこそ、難点が際立ってしまうと言うこともできるだろう。

1点目は、建設的クレーマー(=建設的提案をする人)を自負する僕が、公式Webサイトの問い合わせフォームで提示した問題である。

それは、ロマンスカー車内で使えるWi-FiのためのQRコードが読み取れないことである。
僕だけではなく、恐らく、誰も読み取れないと思うQRコードがすべての座席に貼られている。
機能しないQRコードは、はがして欲しいと思うのだが、提案からすぐに実質的に受領確認の回答はあったものの、QRコード読み取りの可否について試してもらえたかどうかの回答はないままである。
Wi-FiのためのURLはさほど長くはないから、URLの直打ちでも苦ではないが、機能しないQRコードが、数百もの全座席に貼り付けられているのが理不尽だと思うのである。

2点目は、上の写真[クリックで拡大]についてである。

今いるのが何号車であるのかを、瞬時に判断することが難しい。写真では、いまいるのは3号車なのだが、「4」が目立ちすぎて、現在車両を4号車と勘違いしそうである。

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2019年7月 2日 (火)

JR常磐線特急:車内の詳しすぎる英語アナウンス

過ぎたるは及ばざるがごとしというように、仮に正確さが犠牲になり、厳密にいえば間違いや嘘になるかもしれないが、ほどほどの方が分かりやすいことが多々ある。

ノオト:【抜け道を探す楽しみ】「タッチしてください」でも、タッチせずにすませてみる》で述べたことも、この発想に通じると思う。

さて、これはJRに限ったことではなく、また、常磐線に限った話しでもないとは思うが、例として、がよく利用するJR常磐線特急の車内の英語アナウンスについて述べたい。

結論を言えば、正確で詳しすぎて、恐らく日本に馴染みのない外国人には聞き流されているのではないかと=スルーされているのではないかと=思うことがある。

それは、水戸駅の手前で流れる車内アナウンスでの、乗り換えの案内に出てくる "Kashima-Rinkai-Tetsudo Oarai-Kashima Line" である。
日本語での名称「鹿島臨海鉄道大洗鹿島線(かしまりんかいてつどうおおあらいかしません)」を忠実に英訳(?)したものであるが、詳しすぎて分かりにくいと思う。
"Kashima Line" くらいで十分ではないだろうか。

水戸駅の隣の勝田駅の手前でも、 "Kashima-Rinkai-Tetsudo Oarai-Kashima Line" には及ばないものの、なかなかに詳しすぎるアナウンスがある。
”Hitachinaka-Kaihin-Tetsudo Minato Line" である。
日本語では「ひたちなか海浜鉄道湊線(ひたちなかかいひんてつどうみなとせん)」である。
これも、"Minato Line" くらいで十分ではないだろうか。

日本語の分かる人であっても、「かしまりんかいてつどうおおあらいかしません」や「ひたちなかかいひんてつどうみなとせん」は、馴染みのない人には無用に長いと思うから、日本語が分からず英語で聞き取る必要のある人にとってはなおさら、詳しすぎて用を為していないのではないかと危惧している。

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2019年6月10日 (月)

「幸せ、ああ」か、それとも「ああ、幸せ」か

Kirinitibansiboriaasiawase_trimmed1年以上前から、ビール「キリン 新・一番搾り」のポスターに違和感を覚えていた。

ここで紹介したいと思いつつも、そうせずにいたから、そろそろ、の感じた違和感も賞味期限を過ぎてしまったかな、と思った。

しかし、まだ、僕が違和感を覚えたポイントは変わっていなかった。

画像[クリックで拡大]は、つい先日の写真である。

みなさんは、ポスターに書かれている「ことば」、モデルさんの背後に筆書きで書かれている4文字の「ことば」、を何と読むでしょうか。

僕は「幸せ、ああ」と読んでしまう。ポスターの意図としては「ああ、幸せ。」なのだが…。

僕がそう読んでしまう理由を分析すると、縦書きだから右の行から左の行へという無意識の判断があるのだと思う。

だから、自然に読めるポスターとするには、現状の

 あ  幸
 あ  せ。

ではなく、

 幸  あ
 せ  あ

とする方がいいと思う。

《修正:画像をトリミング:2019-08-21》当初使用していた画像は、意図が伝わりにくかったため、注目領域だけをトリミングした(切り取った)画像に差し替えた。

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2018年11月30日 (金)

矢印:何を伝えようとしているのかが分からない例

Arrowenvelope写真(クリックで拡大)は、縦長の封筒の上部である。

矢印が何を伝えようとしているのかが分からない。

矢印が混乱させるものであっても、大概の場合は何がしたかったのか、何を伝えたかったのかは推測できる。

しかし、この矢印は
・矢印の先端が、開けるためにつまむべき場所を指し示しているのではなく、
・開ける方向を示しているのでもなく、
・更には、矢印と「OPEN」を囲んでいる枠が何を表わし、何を伝えたいのかも分からない。

念のため書いておくと、これは通常の縦長封筒と同じ構造だから、「OPEN」の少し下をつまんで上に引き上げれば開けることができる。もちろん、つまむ場所は「OPEN」の少し下に限らず、左右の中央でも、左側でもかまわない。

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2018年11月12日 (月)

「レンジ加熱目安」の表示

間違えてもさほど大きな問題にはならないことに加え、間違える人が少ないだろうからと、提案行動(一例は「ノオト:さり気なく…提案」を参照)をしないで様子を見ていたら、はじめてメモに書き留めてから1年半が経過したことがある。

それは、コンビニLの電子レンジで温める商品の「レンジ加熱目安」表示である。

「1500W 1分40秒500W 5分0秒」のように書かれている。

「1500W 1分40秒  500W 5分0秒」のように書いてくれた方が分かりやすいのだが…。

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2018年11月10日 (土)

朝のテレビで、時刻の傍らに表示される天気予報について

朝のワイドショーで、時刻の傍らに表示される天気予報についてである。

表示される地域が切り替わる順序が不自然に思える番組がある。が住んでいるのは茨城県だから、次は茨城かと期待して切り替わりを待つが、そうではない番組がある。

まずは、関東地方の各放送局について、地域の表示順序(2018年10月現在)を示すと、以下の通りである。

●NHK総合(あさイチ)
 東京 → 横浜 → 千葉 → さいたま → 宇都宮 → 前橋 → 水戸

●日本テレビ(スッキリ)
 東京 → 神奈川 → 千葉 → 埼玉 → 栃木 → 群馬 → 茨城

●テレビ朝日(羽鳥慎一モーニングショー)
 東京 → 横浜 → 千葉 → さいたま → 水戸 → 宇都宮 → 前橋 → 甲府

●TBS(ビビット)
 東京 → 練馬 → 八王子 → 小田原 → 横浜 → 館山 → 千葉 → 銚子 → 土浦 → 水戸 → 日立 → 日光 → 宇都宮 → 草津 → 前橋 → 熊谷 → さいたま → 所沢

●フジテレビ(とくダネ!)
 東京 → 神奈川 → 埼玉 → 千葉 → 茨城 → 栃木 → 群馬 → 山梨 → 伊豆

放送局によって、関東地方の都県あるいは地域が切り替わるものと、関東地方に隣接する地域を含めて切り替わるものがあるが、ここでは関東地方における茨城県の位置に関わる点について述べたいので、関東地方(一都六県)に絞って書くと以下のようになる。

●NHK総合(あさイチ)、日本テレビ(スッキリ)
 東京 → 神奈川 → 千葉 → 埼玉 → 栃木 → 群馬 → 茨城

●テレビ朝日(羽鳥慎一モーニングショー)、フジテレビ(とくダネ!)
 東京 → 神奈川 → 千葉 → 埼玉 → 茨城 → 栃木 → 群馬

●TBS(ビビット)
 東京 → 神奈川 → 千葉 → 茨城 → 栃木 → 群馬 → 埼玉

関東地方の地図を示しておく(地図はこちらを利用させていただいた)。
Kantouittorokken_2

さて、僕が最も不自然だと感じているのは、隣接する栃木県と茨城県の間に、群馬県が入ってくるチャンネル(NHKと日本テレビ)である。

切り替わり順をテキトーに決めているはずはないから、その理由が気になるところである。

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2017年12月 2日 (土)

魔法の公式!?

いい部屋ネットのラジオCM「教えて!いい部屋ネッ子ちゃん(公式篇)」で、魔法の公式が紹介されている。

魔法というのは、やや大げさだが、分かりやすさが強く意識されているように思う。

平米(平方メートル)が、たたみ何畳であるかに変換できる魔法の公式として紹介されているのは「割る10掛ける6」。である。

【例題】30平米は、たたみ何畳?
【答え】約18畳。
【解説】30÷10 = 3。3 x 6 = 18。

要するに、平米数に10分の6(6/10)を掛ければよいということだから、試験の答案だったら、6/10を約分した3/5を掛けて、

    たたみ畳数 = 平米数 x 3/5

とする方のがいいと考えることもできる(実際、試験の答案では約分できるのに約分しないと、言い換えれば、既約分数で表わさないと、完全な丸がもらえないこともある)。

このような、数学(算数)としての正しさ、スマートさと対比すると、このCMの公式は、魔法と呼ぶ価値がある。なぜなら、同じ結果に達するさまざまな表現

    掛ける5分の3
    掛ける10分の6
    掛ける3割る5
    割る5掛ける3

のどれと比べても、「割る10掛ける6」は、語呂がいい上に、計算も把握しやすい。

また、「割る10掛ける6」とほとんど同じ

    掛ける6割る10

も、「割る10掛ける6」には勝てない。なぜなら、先に6を掛けると数字の桁数が増えるから、数字に苦手意識のある人には難しく感じられるだろうからである。

もっとも、例題の平米数が30(10の倍数)であるという「魔法の演出」も、公式の分かりやすさに貢献しているが…。

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2017年10月19日 (木)

矢印:開けるには上へ?下へ?

Arrowchewinggum

写真(クリックで拡大)はガムの包装である。
指し示す方向を迷わせる矢印が使われている。

直感的には「▲あけくち」部のすぐ下(黒い四角の下端)を持ち上げると開けられるように思うが、そうではない。
「▲あけくち」の少し上(黒い四角の上端)を上から下にはがすのが正解である。

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