テレビ

2017年8月18日 (金)

天気予報における表現の改善?

いつ頃始まった習慣なのか定かではないが---の記憶では10年は下回らない---、テレビやラジオの天気予報で頻繁に耳にする決めつけ表現がある。

それは、〈ノオト:限定し過ぎ!?〉でも言及した、折りたたみ傘の携行に関することである。

一日中雨ではないが、雨が降る可能性が高い日の天気予報で、「折りたたみ傘があるといいでしょう」という決めつけが気に入らない。

折りたたみじゃない傘を持ちたい人も、少数派かもしれないが、いるだろう。

つい最近(1週間ほど前)に、これに関して、納得できる表現を耳にして、うれしくなった。

NHKラジオ第1の、あるニュースの最後の天気予報で、「雨具があると安心です」と言っていた。

これが今後の主流になればいいのにと思う。

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2016年7月 3日 (日)

日付の相対表現と絶対表現

パソコンの日付表示として,は常に絶対的表現(絶対表現)を用いるのが好みである.

好みだというのは,僕にとって分かりやすいからである.
逆にいえば,絶対的ではない相対的表現(相対表現)は苦手である.

仮に,きょうが7月10日であるとする.
きょうからさかのぼって5日分を相対表現すれば,
    今日
    昨日
    一昨日
    7月7日
    7月6日
となる.
この表現では,例えば,昨日受信したメールと7月7日に受信したメールの日数差がとっさに判別できない.
これが,僕が相対表現を苦手とするゆえんだ.

これが絶対表現ならば,
7月10日
    7月9日
    7月8日
    7月7日
    7月6日
だから,7月9日に受信したメールと7月7日に受信したメールの日数差が2日であることが容易に把握できる.

僕が愛好している Apple の OS (オペレーティングシステム) についていえば,日付表示を相対表現にするか絶対表現にするか選択できるバージョンがあった.
しかし,いつの頃からか(5〜10年前?)絶対表現の選択ができなくなってしまった.

日付の相対表現は,テレビでも分かりにくさの一因になっている.
ある事件の時間経過を説明したパネルに次のように書かれていた.
    19日 ○○○○○
    20日 □□□□□
    21日 △△△△△
    おととい ○△○△○
    きのう □○□○□
この番組の放送は28日だったから,おとといは26日,きのうは27日である.

このほか,テレビニュースでは相対表現と絶対表現の混在表現も使われることがあり,場合によっては,これがまた分かりにくい.
場合によってはというのは,例えば,きょうが7月2日の場合である.
過去映像の左上に「先月30日」と表示されていると,「先月」から受ける印象で直感的に,少なからず日数が経過しているように感じるが,この場合,2日前に過ぎない.
この場合は,左上に「2日前」と表示してくれた方が分かりやすい.

以上,相対表現が苦手な僕による,日付表示についての見解でした.

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2015年9月23日 (水)

NHK Eテレ「すイエんサー」に登場したキリンの錯覚

Kirinversion11NHK Eテレ・すイエんサー「超おもしろ動画を自分で作りた~い!」(2015年9月22日(火)本放送,9月26日(土)再放送;も出演)に登場したキリンの錯覚.その錯覚を家庭や学校で楽しめる型紙データが,番組サイトからダウンロードできる.

その型紙は,「ノオト:ドラゴン錯視!」「ノオト:ドラゴン錯視に新色!」で紹介した有名なペーパークラフトをモチーフに,研究室の学生たちとともに制作したものである.

僕が2008年に強い興味を持って以来,ムービーの制作(YouTubeムービー「Illusion Dragon Papers, a Parade! --- 錯視ドラゴン, めっちゃおる! 」「Illusion Dragon Papers, a Crowd! --- 錯視ドラゴン, めっちゃめちゃおる! 」「White Dragon Paper Illusion --- 白いドラゴンの錯視ペーパークラフト 」),小学校や幼稚園でのワークショップ,卒業研究テーマとしての研究と,さまざまな形でこのペーパークラフトの錯覚(逆遠近錯視 hollow-face illusion)に関わってきた.

その一部として,研究室オリジナルペーパークラフトのバージョン1.0を2009年10月に制作し,同月茨城県で開催された技能オリンピックの関連イベントに出展した.それを原型にして,少々の改良を加えたバージョン1.1が,今回,すイエんサー番組サイトで配布されているものである.

(以下,2015-09-26追記)
研究室オリジナルペーパークラフト(キリン)の設計意図は次の通りであった.ワークショップでの経験から,小学2年生でも,ドラゴンのペーパークラフトを独力で作るのは困難であった.工作作業の大半にアシスタントの関与が必要であった.そこで,ドラゴンを工作する過程で最も困難である顔部を構成する面の数を減らしたかった(ドラゴンの顔は5面で構成されている).錯覚効果を維持したまま,簡単化したかった.それでたどり着いたのが,3面で構成された顔であった.

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2014年4月29日 (火)

キャラクター設定の使い分け?

ある平日の日中にTBSラジオを聞いていたら,落ち着いた声で穏やかに話をする男性と,女性アナウンサーが番組を進行していた.

女性の方は朝のワイドショーで司会をしているアナウンサーだとすぐに分かったが,しばらく聴いていても男性の方が分からない.

ラジオに出ている人物が誰なのか,すぐに分かるものでもないから,分からないのはよしとして聴いていたら,何と,まったく予想外に,それはカンニング竹山であった.

カンニング竹山といえば,テレビでは切れキャラの代表であるから,ラジオから流れてくる男性の話と声と,が知っているカンニング竹山とのギャップの大きさに,自分の聞き間違いではないかと,しばらく確信が持てずにいた.しかし,間違いなかった.

たむらけんじが,関東では裸にフンドシとサングラスで広く知られている一方,関西ではサングラスなしでスーツやTシャツが普通の格好であることが頭に浮かんだ.

考えてみれば,深夜ラジオでぶっちゃけトークをしていた中島みゆきをはじめ,場面に応じてさまざまなキャラクターを表現することは昔からよくあることだ.

かく言う僕だって,学部生向け授業と大学院生向け授業でも少々キャラクターを変えているし,研究室の学生には授業とは違った面を見せることもある.大学外(学会など)では,また別のキャラクターとなる.

誰でも場面に応じてキャラクターを変えている,あるいは自然に変わってしまうものだ.

とはいえ,カンニング竹山のキャラクターの使い分けには,さすが《芸人》だと感服した.

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2014年4月24日 (木)

じゃんけんの神様との対面

先日,じゃんけんの神様と呼ばれる人物に会う機会があった.

僕の科学者としての研究テーマは無意識の行為を題材としている関係上,研究のデモンストレーションの素材として,またそれだけでなく,研究の対象そのものとしても,じゃんけんには大いに関心があり,それゆえ,さまざまな角度から考察を試みてきている.

そのため,じゃんけんを真剣に科学する人物のひとりとして,これまで幾度か,テレビへの出演や,雑誌へのコメントをしてきた(僕のプロフィールを参照).

先日の機会は,読売テレビの番組「大阪ほんわかテレビ」の依頼で,そのじゃんけんの神様の驚くべき強さの秘密を分析し,解説することであった(番組は2014年4月20日に放送された).

その神様は,福岡・博多のクラブのママで,お客さんとのゲームとして長年じゃんけんをしてきており,ほぼ100%の勝率を維持しているのだそうだ.

お会いして話したところ,特に作戦を立てているわけではないとのことで,直感で勝負しているそうだ.また,じゃんけんは子供の頃から強かったそうだ.

街へ出てのロケで,道行く人々とのじゃんけん(厳密には異なるが,大ざっぱにいえば5回勝負)に全勝するのを目の当たりにし,じゃんけんの強さに驚いたのはもちろんだが,実は,ママにとってじゃんけんは,お客に対するエンターテインメントのレパートリーのほんの一部に過ぎなかった.

直感が鋭く,品があり,人間のことをよく知っているママは,じゃんけんの神様という一面を有するベテランの人間であったのだ.

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2014年2月17日 (月)

因果関係

フィギュアスケートの羽生結弦選手がソチオリンピックのショートプログラムで使用した「パリの散歩道」が音楽配信サービスで大変な人気だそうだ.

も最近,テレビを見ていたら急に購入意欲が高まり,すぐに購入した曲がある.

テレビを文字通り「見る」のが常の僕だが,そのときは珍しく消音せずに,見るだけでなく聞いてもいた.

タレントや歌手がカラオケの得点を競う番組である.

そのような番組なら音を出して見るのが当たり前だと思うかもしれないが,深夜に幾度も(延べ2〜3時間は)同様の番組を見たことがあるが,音を出したのは延べ数分程度である.カラオケ番組を音なしで楽しめるのかと疑問に思うかもしれないが,十分に楽しめる.歌詞に合わせて時々刻々と表示される音程一致グラフや加点状況を見ることができるからである.もっとも,取り上げられる歌の大半を知っているから,たとえ音声がなくとも,僕の頭の中には歌が流れていた.

女性プロ歌手と,最近プロになった男性歌手の対戦は聞きごたえがあり,メロディーが胸に響いた.自分で歌ってみたい,とも思った.

だからすぐにダウンロード購入した.

最近少し気になっていた別の歌手の曲もそのついでに購入するという,典型的な購買心理も働いた!

面白かったのは,数時間後にオンラインストアーにアクセスしてみたら,僕が購入した曲が上位にランクインしていたことだ.
曲は10年ほど前のリリースだから,突然のランクインの理由は間違いなくその番組だろう.
僕と同様に心に響いた人が多かったようだ.

番組を知らずにオンラインストアーにアクセスした人は,なぜ突然この曲が,と思っただろう.
と同時に,それを見て「懐かしい〜」と感じ,購入した人も少なくないかもしれない.

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2014年2月 6日 (木)

放送倫理違反?

2013年7月の参議院選挙期間中に放送倫理違反があったとして,2つのテレビ局(関西テレビ,テレビ熊本)がとりざたされた.

特定の候補を取り上げたからだそうだ.

ニュースになったのは2014年1月8日のことである.
(ニュースの概要は例えばこちらを,更に詳しい内容はこちらを参照.)

はそのニュースをラジオで聞いた.

ニュースを聞いて,おおいに違和感を覚えた.

なぜなら,年明けからテレビ各局が大変に盛り上がっており,多くの放映時間を割いている東京都知事選挙(2014年2月9日投票)に関して,特定の候補ばかりが取り上げられているのを毎日のように見ているからだ.

「主要候補」などの表現で,知名度の高い候補ばかりを取り上げて,「その他」の候補は名前や写真が出るだけである.
(間違いなく表示はしてありますよ,との形式主義はノオト「写真はイメージです」で述べたことに通じるところがある.)

真に公平なのは,テレビとラジオで放送される政見放送である(政見放送では,立候補届出順に同じ時間が割り当てられる).

とはいえ,選挙を取り上げる番組のうち,政見放送が占める割合は微々たるものである.

倫理とは何なのか,疑問が膨らむばかりである.

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2013年7月 9日 (火)

滑らかなグラフ

がかつて見たことがないに等しいテレビ番組「池上彰の学べるニュース」(テレビ朝日)を,その日(2013年7月7日)珍しく見た.もちろん,いつものように消音して.

僕が見ていた時間帯の話題は参院選であった.

その中で,驚くほど滑らかなグラフが出てきたので,すぐにカメラのシャッターを切った.それがこの図(クリックで拡大)である.

Sangiinsenkyo2010touhyouritu

実験やアンケートの結果をグラフにすると,大概はこれほど滑らかにはならず,どこかで凹みができるものだが,この結果(2010年参議院議員選挙の年齢層別投票率)は特異な年齢層がなく滑らかなのが驚きである.

出展として書かれている「目で見る投票率」をWeb検索したところ,総務省の選挙関連資料ページに,元となった情報(PDFファイル)があった.

その情報大変に面白い.衆参院選における男女別投票率,天候との関係,無効投票の状況,地方選挙の投票率,棄権理由,投票した時間などなど,情報満載である.

ちなみに,そのPDFファイルを見ると,前回および前々回の衆院選,そして前回(2010年)および前々回の参院選の4つの選挙すべてで,年齢層別投票率は凹みがなく滑らかになっている.

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2013年7月 5日 (金)

マッハGoGoGo

ウィキペディアで調べてみると,マッハGoGoGoは1967年4月2日〜1968年3月31日に放送されたようだから,は5歳〜6歳ということになる.

記憶に残っているのは再放送という可能性もあるが,ともかく幼い頃に見たアニメであることには違いない.

最近,映画やドラマの配信サービス「Hulu」を試してみた.

懐かしいドラマやアニメがあったから,マッハGoGoGoも数回分見てみた.

40数年振りに見て分かったことを2つ述べたい.

はじめは,マッハ号に付いているボタンのことである.ボタンに

A B C D …

とアルファベットが付いていたことは記憶にある.ただし,それは,ただアルファベットを最初から並べたと思っていたが,そうではなく,すべて,機能のアルファベットの頭文字であった.

A:auto jack (オートジャッキ)
B:belt tire (ベルトタイヤ)
C:cutter (カッター)

という具合である.これは UI (ユーザー・インターフェイス)として,いい設計である.ただ無意味にボタンが割り当てられていると,とっさの時に間違えやすいが,機能の頭文字になっていれば間違いにくい.

久しぶりに見て分かったことの2つ目は,ドラマのナンセンスさである.

僕も子供だからまったく気づかなかったのだろう.素性の分からない覆面レーサーがレースに出場できること,エントリーしていないのに,アマチュアの三船剛(主人公)がレースに飛び入りで参加できてしまうこと.あるいは,レース審判員(はいないようだが,もしも存在しても)の見えないところで繰り広げられる考えられないレース妨害.それらのナンセンスさは,大人になってしまった僕には,不条理以外の何ものでもない.

そのようなナンセンスさを楽しむことのできていた自分がかわいらしくて,可笑しい.

大人の視点(論理)ではナンセンスであるものを,ナンセンスと思わない子どもの視点も重要なのだろうと理解しつつも,大人になり,大人の視点で見ても楽しめるアニメやドラマは貴重なのだと再認識したのであった.

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2013年6月25日 (火)

混乱させる表示(テレビ番組編)

ノオト「混乱させる表示(その後)…写真撮影に成功」と,そこで引用しているノオトでは,あるエレベーター内の,人を混乱させる階数表示について述べた.

同様の例をテレビ番組で見つけたので紹介したい.

2013年6月15日(土)に「炎の体育会TV」で,サッカー界のスーパースターたち(メッシ,ジーコ,アルシンド)がキックターゲットに挑戦するコーナーである.
(キックターゲットとは,サッカーゴール前面の全面に取り付けられた9枚のパネルを,限られた数のボールで,できるだけ多く蹴り抜こうというゲームである.)

テレビ画面を収めた写真がこれ(クリックで拡大)である.
Confusingdisplay
(【お断わり】撮影した場面では,蹴り抜いたパネル数がすべて「?」であった.それでは分かりにくいので,最終結果の記憶をインターネット情報で確認した数字を画像に描き加えてある.)

誰が何枚なのか,とっさには判断しにくいと思うのですが,いかがでしょうか.

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