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2019年7月21日 (日)

電車の車内アナウンスの声の調子への要望と、速やかな反映

JRに女性の車掌さんが登場して久しい(10年くらい?)。

が最初に女性の車掌さんを目にし、アナウンスを耳にしたのはJR東日本「山手線」であったと記憶している。

その当時は、男性の職種に女性が進出したという新規な感覚があったが、今では、当たり前の光景となった。
僕は日常的に利用しているわけではないので、時折利用する者としての漠然とした認識だが、山手線の車掌さんの人数に男性と女性の差がないのではないだろうか?

さて、このように現在では、「女性の」と付けるまでもないほど自然な女性車掌さんだが、当初はアナウンスに違和感を覚えた。
その違和感は、男性の声が女性の声に変わったということではなく、現在でも日本社会の各方面で活躍する女性専任のアナウンスの影響を大きく引きずっていたからである。

文章だけで表現するのが難しいが、デパートの館内放送をイメージしてもらうのがいいと思う。
句読点のたびに(=言葉の句切りごとに)、のどを大きく振動させるような話し方である。

何十年もの間、そのようなアナウンスを耳にしてきた者として、デパートなどの館内放送では特に気になることはなかったが、それと同様の話し方で電車の車内アナウンスを聞いたときには、おおいに違和感を覚えた。
その話し方は電車の車内アナウンスにはそぐわないと感じた。

そのように感じていたのは僕だけではなかったようで、恐らく要望(フィードバックあるいはクレーム)があったのだろう、数か月後には、山手線では、そのような話し方の車掌さんはいなくなった。

山手線で車掌さんが男性だけだった時代が過去の記憶となった現在、JR東日本のローカル線の特急でも女性の車掌さんを見るようになった。
そして、アナウンスを聞くようになった。

残念ながら、歴史は繰り返された。
山手線で初期の女性車掌さんの話し方のアナウンスをする方が気になって落ち着かなかった。

建設的フィードバッカー[註*]を自認する僕は、Webから投書した。

[註*]これまで、「建設的クレーマー」という表現を用いてきたが、今回、試みにこのことば(feedback + er = feedbacker)を使ってみた。思いつきで書いたことばであって、手元の辞書には載っていないから、僕の勝手な造語かと思ったが、Web検索してみたところ、少数派ではあるが、これと同じ意味の解説もある。

投書から2週間後に、同じ(と思われる)車掌さんが担当する特急列車に乗ったところ、聞きやすいアナウンスに変わっていた。
意識して話し方を調整している感じがして、負担をかけてしまい申し訳ない気持ちも湧いたが、ローカル線でも、男女の区別なく「車掌さん」として溶け込む先導者になっていただきたいと思う。

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2019年7月 5日 (金)

ここは何号車?(数字の混雑)

Confusingnumbersは、小田急ロマンスカーを、座席のリクライニングの角度の点で高く評価している。

「ノオト:リクライニングの角度」や「ノオト:電車で座席を倒すときの、声がけの必要性について」に、その高評価の理由を説明してある。

その高評価とは裏腹に、最新型のロマンスカー(GSE=70000形=)には、今のところ2つの難点があると考えている。

難点を述べる前に、GSEの良い点を挙げておこう。

デザインに凝りすぎて網棚空間(荷物載せ)が狭くて使いにくいVSEとは違って、網棚空間が広いこと、そして、フックが充実していて手荷物の収まりがいいこと、更には、各座席の肘掛けに電源コンセントが設置されていることなど、優れた点が多い。

そのように良い点が多いからこそ、難点が際立ってしまうと言うこともできるだろう。

1点目は、建設的クレーマー(=建設的提案をする人)を自負する僕が、公式Webサイトの問い合わせフォームで提示した問題である。

それは、ロマンスカー車内で使えるWi-FiのためのQRコードが読み取れないことである。
僕だけではなく、恐らく、誰も読み取れないと思うQRコードがすべての座席に貼られている。
機能しないQRコードは、はがして欲しいと思うのだが、提案からすぐに実質的に受領確認の回答はあったものの、QRコード読み取りの可否について試してもらえたかどうかの回答はないままである。
Wi-FiのためのURLはさほど長くはないから、URLの直打ちでも苦ではないが、機能しないQRコードが、数百もの全座席に貼り付けられているのが理不尽だと思うのである。

2点目は、上の写真[クリックで拡大]についてである。

今いるのが何号車であるのかを、瞬時に判断することが難しい。写真では、いまいるのは3号車なのだが、「4」が目立ちすぎて、現在車両を4号車と勘違いしそうである。

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2019年7月 2日 (火)

JR常磐線特急:車内の詳しすぎる英語アナウンス

過ぎたるは及ばざるがごとしというように、仮に正確さが犠牲になり、厳密にいえば間違いや嘘になるかもしれないが、ほどほどの方が分かりやすいことが多々ある。

ノオト:【抜け道を探す楽しみ】「タッチしてください」でも、タッチせずにすませてみる》で述べたことも、この発想に通じると思う。

さて、これはJRに限ったことではなく、また、常磐線に限った話しでもないとは思うが、例として、がよく利用するJR常磐線特急の車内の英語アナウンスについて述べたい。

結論を言えば、正確で詳しすぎて、恐らく日本に馴染みのない外国人には聞き流されているのではないかと=スルーされているのではないかと=思うことがある。

それは、水戸駅の手前で流れる車内アナウンスでの、乗り換えの案内に出てくる "Kashima-Rinkai-Tetsudo Oarai-Kashima Line" である。
日本語での名称「鹿島臨海鉄道大洗鹿島線(かしまりんかいてつどうおおあらいかしません)」を忠実に英訳(?)したものであるが、詳しすぎて分かりにくいと思う。
"Kashima Line" くらいで十分ではないだろうか。

水戸駅の隣の勝田駅の手前でも、 "Kashima-Rinkai-Tetsudo Oarai-Kashima Line" には及ばないものの、なかなかに詳しすぎるアナウンスがある。
”Hitachinaka-Kaihin-Tetsudo Minato Line" である。
日本語では「ひたちなか海浜鉄道湊線(ひたちなかかいひんてつどうみなとせん)」である。
これも、"Minato Line" くらいで十分ではないだろうか。

日本語の分かる人であっても、「かしまりんかいてつどうおおあらいかしません」や「ひたちなかかいひんてつどうみなとせん」は、馴染みのない人には無用に長いと思うから、日本語が分からず英語で聞き取る必要のある人にとってはなおさら、詳しすぎて用を為していないのではないかと危惧している。

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2017年9月12日 (火)

サービス改善への協力へのご褒美

Penjrnarita

は建設的クレーマーを自負している(その例はこちら)から、できる限りアンケートにも答えるようにしている。

上の写真(クリックで拡大)は、突然のアンケート依頼に応えた謝礼である。

写真の上のペンは、北陸新幹線車内でのアンケートでもらったボールペンである。アンケート用紙とそのボールペンが渡され、アンケート用紙だけが回収され、ボールペンをプレゼントされた。

写真の下のペンは、成田空港でのアンケートの謝礼である。こちらは、北陸新幹線のときとは違って、調査員への口頭での回答の後にプレゼントされたものである。

どちらも、高品質の(メーカー品の)ボールペンであるのが嬉しい。安っぽくて、もらったはいいものの、使う気にならないプレゼントもあるからだ。

こう書いてみて、ふと、30年近く前に本か雑誌で読んだ、プレゼントの極意を思い出した。

それは…

つまらないプレゼントになるか、それとも喜ばれるプレゼントになるかは、プレゼントの値段そのものが決めるのではない。
高価だから喜ばれるとは限らず、安価だから喜ばれないとも限らない。
ものの割には値段のはるものを選ぶのがよくて、逆に、高価なはずなのに安いものはよくない。
例えば、2,000円のトートバッグは、平均的な1,000円のトートバッグにくらべて何かしら工夫やよさがあるから、喜ばれる可能性が高い。一方、2,000円の指輪は、小学2年生の女の子なら喜ぶかもしれないが、大人は---仮にその場では嬉しいと言ってくれるかもしれないが---喜ぶはずがない。

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2017年9月 9日 (土)

コンビニエンス・ストアーならぬ、インコンビニエンス・ストアーについて

誰でも、ふと思い浮かんだことにウケてしまうことがあると思う。

も、そのような「誰でも」のひとりである。

2016年10月上旬に、ふと、インコンビニエンス・ストアーという表現と、そこで提供されるサービスについて空想して、ニヤリと笑ってしまった。

インコンビニエンス = inconvenienceは、不便のことである。

P.S. 不便益システム研究所なるものがある。興味深い活動をしている。

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2017年8月18日 (金)

日本とバンクーバー(カナダ)の対比

Vancouverbus

2017年7月にカナダ・バンクーバーを訪れた。そこで感じたことをランダムに記す。

●車のクラクションが多い(日本と比較してかなり多い)。

●完全に、そして徹底して、車は人を優先する。ただし、信号無視の歩行者には容赦なくクラクションが鳴る。

●日本では、横断歩道で止まってくれている車に申し訳ないと思い、会釈などするが、バンクーバーではそれをするとむしろ違和感がある。なぜなら、歩行者が優先されるのが当然だからである。

●信号の切り替わり間隔が、日本に比べるととても短い。だから、信号待ちの時間が苦にならない。

●信号機は、トロント(カナダ)と同様に、カウントダウン型が多数派である。

●トロントほどは街がきれいではない。街の中のゴミ箱が、トロントに比べると少ない。

●路線バスの降車合図方式は、ローテクだ。(日本の路線バスと同様の降車ボタンが少数設置されてはいるものの)基本的には、バスの前後長の半分ほどの長さの黄色い紐が左右の窓沿いに張られていて[上の写真(クリックで拡大)を参照]、それを引いて合図する。紐の先がスイッチにつながっていて、紐を引くとスイッチがONになる構造である。天井の蛍光灯をON/OFFする紐にさらに紐を付けて長くして、立ち上がらなくても天井蛍光灯をON/OFFできるようにするのと同じ方法である。咄嗟には、ローテクすぎて可笑しいと思ったが、改めて考えると、ローテクだからこそ、故障しても修理箇所は少なくて済むし、何より、紐が切れれば故障だとすぐに分かる。ハイテクに対するローテクの優位性の一面を見た気がする。

●SkyTrainという電車は、走行音がうるさく、揺れが激しい。(後で調べて知ったのだが、無人の自動運転だそうだ。とはいえ、走行音のうるささと揺れの激しさは、無人運転とは別問題である。)

●SkyTrainには、車椅子でも介助なしで乗れる。ホームと電車の床の段差がほとんどないから、そうできる。電動車椅子の人が、何ごともないようにするりと乗車するのを見た。(日本では、車椅子の場合には、駅員が介助する。乗車駅と降車駅で駅員が介助する。駅員の負担もさることながら、乗る人が受ける制約が大きいと思う。その点、SkyTrainは誰でも気軽に利用できるのがいい。)

●SkyTrainの窓ガラスには "For Your Safety - Please Hold On" と書いてある(「安全のために、つかまって下さい」)。日本語表現と対比すると、「何を」つかまるとは書いてないのが興味深い。日本ならば「手すりやつり革に」と書くところである。

●SkyTrainの、空港と市内を結ぶ路線 Canada Line には、Langara 49th Aveue という駅がある。その駅を表わす車内アナウンスは "Langara 49th" だけだった。それでいいと思った。なぜなら、日本では長々と正式名称を英語アナウンスするのをよく聞き、そこまで長々と言われるとかえって分かりにくいのではないかと、かねがね思っていたからだ。JR常磐線で水戸駅に着く前の乗り換え路線アナウンスの "Kashima Rinkai Tetsudo Oarai Kashima Line" や、同じく勝田駅に着く前の乗り換えアナウンス "Hitachinaka Kaihin Tetsudo Minato Line" は、正確さを重んじすぎて分かりにくくなっている例であろう。

●チェーン店のサンドイッチショップ Tim Horton で学んだ英語表現がある。Ham and Cheese Sandwitch を注文したところ、"Crisp, or grilled?" と聞かれた。咄嗟には意味が分からなかったので尋ねたら、パン(バゲット)を加熱しないのがクリスプで、温めるのがグリルドとのこと。日本の感覚だと、オーブンレンジで温めるとパリッとするのでクリスプという感覚だから、意味が反対になる。現地の意味を解釈すると、温めないとバゲットの硬さが残るからクリスプということのようだ。(メニューから判断すると Tim Horton は、サブウェイのライバルチェーン店のようだ。)

●(これは外国一般にあてはまることだと思うが)一人で旅している人は、まず間違いなく日本人である。

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2017年7月 3日 (月)

列車の中の案内

Noticeinatrain

この画像(クリックで拡大)にある「それ以外」の「以外」で指し示しているのは、恐らく、「先頭車の前よりのドア以外」の「以外」だろう。

しかし、それでは、「ワンマン列車の時以外は開きません」という意味になってしまう。
ワンマンの際には一番前のドアだけが開き、ワンマンでないときにはその他のドアも開くものだから、「ワンマンの時以外は開かない」=「ワンマンの時だけ開く」というのはおかしい。

一方、英文は、「ドアを開けるにはボタンを押してください」とだけ言っている。

ますます分からなくなってきた。

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2016年10月31日 (月)

旧来の喫茶店の経営努力

想像するに開店以来40年は下らないと思われる喫茶店Rのことである.

その喫茶店は壁も梁も棚も,テーブルも椅子も,深い茶色の内装で,いい味わいがある.

は頻繁に利用する訳ではなく,せいぜい年に2回ほどだが,落ち着ける喫茶店のひとつである.

とはいえ,その伝統ゆえに問題もあり,とても気に入っているとはいえなかった.

問題とは,
▲気持ちのいい清潔感があるとはいえない.
▲経営者が高齢で,サービス面も先行きも,客であるこちらが心配になる.
▲トイレが昔ながらの和式で,現代の快適さとギャップがある.
であった.

今月(2016年10月),久しぶりに行ってみたら,いろいろと改善されていて,経営努力を感じた.

それは,
●終日禁煙になっていた.
●清掃が行き届いているように感じ,清潔感がアップした.
●てきぱきとしていて,しかもサービス業慣れしている風の男性店員(経営者の一回り以上若い?)が加わっていた・・・・それまでは高齢の夫婦だけで切り盛りしていた.
●トイレが大改装されていた(きれいになり過ぎて,店内とのギャップが大きすぎるほど;小洒落たイタリアンレストラン風).
である.

よくをいえば,食事メニューの盛り付けと味が気になるが,喫茶でくつろぐには十分な雰囲気に様変わりした.

これからは,行き先の選択肢として真っ先に頭に浮かぶだろう.

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2016年10月27日 (木)

鉄道の相互乗り入れによる便益と弊害

鉄道が相互に乗り入れしたこと(JR-私鉄間,およびJR-JR間)により,それまでは乗り換えが必要だった駅へ乗り換えなしで行けるようになったという点では利便性が向上したが,次のような知らせを見ると,つながって一体化した故にトラブルがが波及するという点で,それまでは無関係であった路線の影響を受けるという弊害がある.

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路線名:常磐線[上野〜水戸]
11:01頃、京浜東北根岸線内で発生した人身事故の影響で、運転を見合わせています。
(5月26日11時16分現在)
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※ JR常磐線は関東の海沿いを通る路線で,数年前までは上野がターミナル駅だったが,現在は,特急列車の過半数が品川をターミナル駅とし,普通列車の一部も北関東から品川駅に直通する路線となっている.京浜東北線は埼玉県と横浜を結ぶJRで,途中,上野〜東京〜品川を経由する.JR根岸線は横浜から西へ向かう路線である.上記の「京浜東北根岸線」は,JR根岸線を分かりやすく表現したものと思われる.いずれにせよ,JR常磐線とは互いに影響し合わないと思われるのだが,このような影響が出たことがある.

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予約優先

美容室などなどの広告に「予約優先」と書かれていることがある(2016年現在,茨城県日立市での事例).
予約が優先されないサービスはあるのだろうか?と疑問になる.
予約という制度が普及していなかった時代(数十年前?)には必要な案内だったのかもしれないが、現代は,予約が優先であることが当然と認識している人がほとんどだろうから,「予約優先」と記載する必要はないだろう.
とはいえ,万一にもクレームする人がいるかもしれないから,店主の安心のためには明記すべきなのだろうか….

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