モノ

2016年10月26日 (水)

「信号は赤です」と警告する信号機

今年(2016年)9月,学会に参加するために富山に行った.
富山駅近くの歩行者用信号には,信号は赤ですセンサーが付いていた.
赤信号なのに渡り始める人がいると,「信号は赤です」とアナウンスされる.

| | トラックバック (0)

2016年1月16日 (土)

気づきが気づきで終わらずに成果となった例

記事「ただの水がジュースになる「魔法のカップ」!?脳を騙すらしい・・・」が目に入った.

その記事からもリンクされている "The Right Cup: Trick Your Brain, Drink More Water!" には,購入方法だけでなく,錯覚する理由や,プロジェクトの歴史(ロードマップ)など,日本語記事にない詳しい情報が書かれている.

かく言うも,実は同様の現象に気づいていた.

ボトル型の缶の日本茶や,同じくボトルの型の缶のブラックコーヒーを飲み終えた後に,ミネラルウォーターを入れて飲むと6割方元のお茶やコーヒーを飲んでいる感覚になるということに気づいていた.(※個人の感想です)

僕のこの気づきについては,2,3名と雑談の話題にしただけで,ほとんど僕個人の一過性の感想に過ぎなかった.

上述のプロジェクトの発端は,恐らく,僕の気づきと同様のことだっただろう.

あらゆる成果は,振り返ってみれば,ちょっとした気づき(発見)が元になっている.そのような無数の例のひとつという意味で特別ではないが,僕自身もその一端に気づいていたという意味で特に興味深い例である.だからといって,僕がカップを商品化できた可能性が少しでもあるとは思っていない——念のため.

ましてや,ただ面白いと思っただけの僕は,〈味と香りがあるが,実は飲んでいるのはただの水なのだから,ダイエットに役立つ〉という効果を思いもよらなかった.元々が(ほぼ)ノンカロリーである日本茶やブラックコーヒーが僕の出発点であり,その出発点から一歩も踏み出せなかったところも,その後の発展がなかったひとつの要因だろう.

| | トラックバック (0)

2015年9月 3日 (木)

時代の変化に気づく…携帯電話のカメラのこと

ビデオカメラや,デジタルカメラや,携帯電話のカメラの撮像素子(イメージセンサー)は,人間の視覚とは異なる光学的特性を持っている.

よく知られているのは,それらカメラの撮像素子が人間には見えない赤外光も感知できることだ.

携帯電話の赤外線通信はもちろん,テレビやエアコンのリモコンも,赤外光で信号を送っている.

赤外光だから人間には見えないが,カメラを通して見れば,通信していることを確認できる.

というわけで,例えばリモコンの電池が切れているかどうかを確認したいなら,カメラで確認できる・・・・はずだった.

しかし,現在のスマートフォンの場合,必ずしもそうではないということを知った.

スマートフォンにはアウトカメラ(通常撮影用)とインカメラ(自撮り用)が付いているが,アウトカメラでは赤外光を捉えることができない——のが一般的である——ことを知った.

その訳は,スマートフォンのアウトカメラは大変に進化していたということである.

よりきれいな写真や映像を撮れるようにするために,アウトカメラには赤外光をカットするフィルターが付いているようなのだ.

現状では,アウトカメラに比べてインカメラは性能が低いのが一般的で,インカメラには赤外光フィルターが付いておらず,だから,インカメラなら以前のカメラと同様に赤外光を感知することができる,ということのようだ.

知らないうちに,以前の常識(=カメラを通して見れば,赤外光がバッチリ!)が通用しない時代になっていた.

| | トラックバック (0)

2015年1月20日 (火)

腕時計装着式カレンダー

Watchbandcal昔懐かしい,腕時計に装着するカレンダーを購入した(この写真;クリックで拡大).

30年ほど前は,これをしている人を見ることが多く,自身も何かのおまけでもらい,付けた記憶がある.

昨年(2014年)11月にテレビの深夜番組を見ていたら紹介されていて,懐かしくなり,どのようなものだったか改めて手にしたくなり,すぐにインターネット通販で注文した.

同じように思った人は多いようで,注文が殺到したとのことで,年内に手元に届くか心配になるくらいだった.

下の写真は,1年分のカレンダーのパッケージである(クリックで拡大).使用する月のプレートをはがし,冒頭の写真のように腕時計のベルトに付けて使う.
Watchbandcalpackage

| | トラックバック (0)

2014年8月 2日 (土)

フレクシー,スゴ過ぎる!

スマートフォン文字入力速度の記録が更新されたとのニュースが目にとまった.今年(2014年)5月のことである.

携帯電話やスマートフォンで速く楽に文字が打てるしくみの研究も,の挑戦対象だから,気になってすぐにニュースをチェックした.

「17歳のブラジル人がGalaxy S4とFleksyキーボードを利用してケータイ早打ちの新ギネス記録を樹立」

挑戦対象と言っておきながら,最近のこの手の情報に疎かった僕は,早速,iPhoneにFleksyキーボードアプリをインストールし,ごく簡単に使ってみた.

感想は,「んー・・・」だった.機能のポイントがぴんと来ず,何が売りなのか分からなかった.分からなかったが,まあいっか,と流した.

それから1か月ほどが経ったある日,記憶の水面下でくすぶっていたFleksyが浮上してきた.Fleksyの何が凄いのか,落ち着いて確かめてみたいと思った.

使用法説明を落ち着いて読んで使ってみたら・・・

フレクシー,スゴ過ぎる!

最初に使ってみたときには,その本当の凄さをまったく理解していなかったのだ.
(余談だが,どうも,僕が巡り会ったいくつかの,日本語でのFleksy紹介記事では,概して,この本当の凄さが説明されていないように思う.)

Fleksy

では,何が凄いのかというと,ある英単語を入力しようとこのキーボード(これはFleksyキーボードのスクリーンショット)をタッチしたら,指がずれてタイプミスしてしまい,
dlezivke
となったとしよう(実例).するとFleksyは次の単語に変換してくれる:
flexible

ミスタイプした文字列(dlezivke)と,本来入力したかった単語(flexible)を比較してみると,文字単位ではまったくかけ離れているが,キーボード上の動きでは何となく類似していることが分かる.

別の単語の例を示そう.ある英単語を入力しようとして次のようになった(実例).
jeyvjars
これは何を入力しようとして指がずれてしまったのか? 上のキーボード画像と見比べて考えてみて欲しい(答えは最後部に示した).

要するに,Fleksyでは,キーを正確にタッチする必要はなく,間違いを恐れずにそれらしい場所をタッチして行けば,正しい単語に変換してくれるのだ.
例えていえば,多少滑舌が悪い人の話でも,何が言いたいのかはほとんど分かるのと同じである.

Fleksyには,この特徴を反映したモードも用意されている.文字も枠もない,ただのグレー平面モードである.キー配置を知っていれば,もはやキーの表示すら不要なのだ(下図).

Fleksygray

この小気味よさや面白さは,無料アプリで体験できる.
(公式Webサイトはこちら)

Fleksyが登場した今,位置ずれの観点だけからいえば,タッチスクリーンにおけるキー触感の必要性はほとんど消滅したと言っていいかもしれない.Fleksyでは,位置ずれのみならず,タッチ欠けにも対応している(1文字くらい抜け落ちていても問題ないのだ).
(参考:ノオト「キー触感のあるスマホ」)

だいたいそれらしいところをタッチすればOKという特長を活かして,スマートフォンよりさらに小さなスマートウォッチ向けの文字入力インターフェイスとして早速実用化されたようだ.
これまでの方式では,腕時計で文字入力できるとは考えられなかったが,Fleksyはその壁を乗り越えたようだ.
(スマートウォッチ向けFleksyの紹介記事はこちら.ムービーあり.)

〈問題の答え:keyboard〉

| | トラックバック (0)

2014年5月19日 (月)

矢印の難しさ

矢印は便利な記号であるが,2通りの解釈があり得るから安易な使用は禁物である.

結論から言えば,「流れ」を意味する場合と「(矢印の先を)指し示す」使用法がある.

例えば
 A → B
と書けば,〈AならばBである〉〈Aの次にB〉など,「流れ」を表現する.

一方で,
 ステキ → スイーツバイキング90分食べ放題,おひとり様980円
と書けば,「流れ」ではなく「指し示し」である.

「〈スイーツバイキング90分食べ放題,おひとり様980円〉とはステキ」である.

ここでは,が実際に混乱した例を紹介する.

まずは混乱しない例から入ろう.
この写真(クリックで拡大;以下同様)は,ペットボトルのラベルはがし口の印である.

Arrowbottle_2

恐らくこれを見て,大多数の人は混乱せずに,ラベルをどちら向きにはがせばよいか予想がつくだろう.
答えは下の写真である.

Arrowbottleans

次は,僕が混乱した例である.
僕の悩みに共感してくれる人は多いのではないだろうか.

Arrowcd

矢印の先端を下にはがすべきか? それとも,下から上にはがすべきか?

Arrowcdquestion

正解は,下から上にはがすであった・・・UPが正解!

ペットボトルでは,指でつまむべき部分が指し示されていたが,CD-ROMでは,矢印は包装をはがす動作の向きを表現していたのだ.

※ 矢印に関する考察として,「ノオト:開封方向の錯覚」も参照.

| | トラックバック (0)

2014年1月11日 (土)

ゲームの面白さがまったく伝わってこないテレビCM

任天堂のWiiは,その登場以前から世界中で話題になっていたのを記憶している.自身は関心がなかったが,インターネット上を渡り歩いていると,見るともなくWiiの情報がたびたび目に入ってきた.発売が2006年12月だから,それは2006年のことだったようだ.

Wiiの登場からしばらくして,関心がなかった僕が興味を持ったのはWiiリモコン,そして,その後に登場したバランスWiiボードである.

それまでは,ゲームというのは手先だけを使うものだったが,Wiiリモコン,バランスWiiボードというコントローラーの登場で,腕を使い,上半身を使い,さらには足をはじめ身体じゅうを動かしたプレイが可能になった.

ところで,大学の僕の研究室には,Wii本体はないものの,WiiリモコンとバランスWiiボードが2台ずつある.
WiiリモコンやバランスWiiボードからの信号をWindowsパソコンで処理するためのプログラム開発ライブラリー(WiimoteLib)が有志によって開発され公開されているから,Wii本体なしでゲームを制作したり,研究のための実験装置を作ることができるのだ.

このように,人間に興味があり,人間情報学を研究分野とする僕に大きな影響を及ぼしてきたWiiであるからこそ,最近目にするWii関連CMが残念でならない.

それは,3世代ほどにわたる親戚が集まり,コタツの上にWii Uとコントローラーを並べ,大勢でそれを取り囲んで,Wii Party Uなるソフトで楽しんでいるCMである.
Wiiは全身を使うのが本領であるいう認識があるから,その対極にある小ぢんまりさが残念過ぎる.
残念に思うから,まったく面白さが伝わってこない.

そのCMを見てすぐに頭に浮かんだのは,僕が大好きだった往年のゲームであり,現在でも販売されているツイスターである(ツイッターではない!…念のため).
ツイスターが相撲だとすれば,Wii Party UのCMで登場する場面は紙相撲だ(紙相撲とは,指ほどの大きさの力士を紙で作り,小さな台に乗せ,台をたたいて紙力士を闘わせる遊びである).

パーティーゲームで,ツイスターほどダイナミズムに満ちているゲームは他にないのではなかろうか!?

| | トラックバック (0)

2013年9月 1日 (日)

ついに,日本でも色つきのエナジードリンクが!

Starbucksrefreshersこのノオトで,が米国で巡りあって飲んだ色つきのレッドブルのことを書いた

2013年6月のことである.

そこでは,日本でも程なくして流通するであろうとの見解を述べた.

その予想が,ズバリではないが,ある意味で当たった.

写真(クリックで拡大)は,エナジードリンク「スターバックス リフレッシャーズ」である.

写真はベリーベリーハイビスカスである.この他にクールライムがある.

| | トラックバック (0)

2013年7月16日 (火)

フリップブック

はこれまで多くのフリップブック(パラパラとめくるとそこにアニメーションが現われるもの)を手にしてきた,そして,中学校の社会の教科書への落書きに始まり,ときどき自作もしてきた.

が,…

これほどにユニークなものには,はじめて出会った.

それは,もうひとつの研究所によるモノである.

もうひとつの研究所からは多くのフリップブックが出されているが,僕が購入した2種類が写真(クリックで拡大)である.

Flipbook

何がユニークかというと,「めからかいこうせん」については,フリップブックがブック(本)であることを活用した錯覚が用いられていること,「階段のふり」については,旧来のフリップブックにはない手法が用いられていること,である.

旧来のフリップブックにない手法とは,注目物体(主人公)ではなく背景が動く手法である.スーパーマリオブラザーズなどのテレビゲームのイメージである.中学の社会の教科書への手描きでは実現困難な手法である.

インターネット検索してみると,もうひとつの研究所のフリップブックが多数紹介されているが,実物ではないと実感できないことも多々ある.

ここで紹介したものは,定価1,260円と,個人が趣味で購入するにはやや高価である.しかし,人間の知覚や認識をテーマとする仕事をしている僕には,間違いなく買いであった.

| | トラックバック (0)

もったいなくて…

Notepadfrancfranc

第一にデザインが気に入ったのは確かだが,それでも実用目的で買ったはずだったが,手に入れて1年は経った今も,時折手にとってはパラパラとめくって楽しむ愛玩品となっているのが,この手帳(クリックで拡大)である.

これはFrancfrancで購入したものである.

| | トラックバック (0)

より以前の記事一覧