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2018年12月

2018年12月22日 (土)

読み取り専用なのに書き込み可能!?——スマホの性能表示にショック

最近、スマートフォンの性能表示に戸惑い、そして、その意味を知りショックを受けた。

(ざっくりと言えば)各大学にコンピューターが1台ずつしかなかった時代、つまりパソコンが存在しなかった時代に最初にコンピューターに接したの頭に、長年にわたり深く刻まれており、まったく更新していなかったことばの意味が、いつの間にか変化していたのを知りショックを受けた。

家電量販店で見た、Androidスマートフォンの「ROM」のことである。

僕の認識は、広辞苑(第7版)でも説明されているとおり、「(read only memory)読み出し専用の記憶装置。書き換える必要のないデータを保存するために用いる。」であった。
だから、読み出し専用の(つまり写真などを保存することのできない)メモリーが32GBもあるってどういうこと?と戸惑ったのだ。

インターネット検索で調べてみると、どうも、その「ROM」は「データ容量」を表わすようなのだ。

〈解説記事の例〉

つまり、パソコンでいう「メモリー 8GB、ディスク容量 512GB」の「ディスク容量」に相当する部分を、Androidスマートフォンでは「ROM」と表現しているようだ(ちなみに、パソコンの「メモリー」は、Androidスマートフォンでは「RAM」と表現されている)。

ことばの意味は時とともに変化することを思い知らされたできごとであった・・・・・と同時に、上に引用した記事にも書かれているように、データ容量をROMと表現するのは日本ローカルのようであるから、文字通りの意味との矛盾を解消し、ことばの信頼性を維持するためにも、別の表現を考えてもらいたいとも思う。

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2018年12月20日 (木)

聴き逃すことのできるサービス?

NHKラジオ らじる★らじるには「聴き逃しサービス」がある。

ラジオ番組中でも、「聴き逃しサービス」が案内されている。

「汚名挽回」が、厳しくいえば間違った表現ではあっても、意味はすんなりと頭に入ってくるのと同じように、この「聴き逃しサービス」も、意味はすんなりと頭に入ってくることは認めざるを得ない。

しかし、「汚名挽回」と比べて分かりやすいことばだからこそ、「聴き逃しサービス」には違和感が残る。
「聴き逃すことのできるサービス」という、おかしな意味を聞き取ってしまう。

「聴き逃し(た番組の聴き直し)サービス」ということだと思うが、なぜ、「聞き直しサービス」にしなかったのかが疑問である。

強いて好意的に解釈するなら、
 「聴き逃し(をサポートする)サービス」
  ↓
 「聴き逃し(た人をサポートする)サービス」
ということかもしれない。

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2018年12月15日 (土)

徒然草「仁和寺にある法師」とナイアガラ

Niagara仁和寺に住む法師が石清水八幡宮にお参りするつもりが、麓(ふもと)の極楽寺や高良大明神を拝むだけで帰ってきてしまった「徒然草」第52段の話は、のナイアガラ体験に通じる部分がある。

滝や川が見え始めて、素晴らしい景色に感動し、写真を撮りまくり、もしも時間に余裕がなければ、それだけで満足して帰ってきたかもしれない。

が、奥まで行ってみると、途中とはまったく別世界の絶景であったから、途中で引き返さなくてよかったと思った。

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2018年12月11日 (火)

【提案】日本流、ワインの美味しい飲み方

以前から、ワインの飲み方について思っていることがある。
少なくともある年齢の日本人であれば難なく行なうことのできる、日本人ならではの飲み方をすれば、慣れない飲み方をしてむせることもないのではないかと。
そして、はそれをときどき実践している。

赤ワインを美味しく飲むためのヒュルヒュルに代わる方法についての話である。

赤ワインは空気と混ぜながら飲むと美味しいと言われており、確かに、以前交流のあったフランス人の知人も、(いつもではなかったと思うが)そのように飲んでいた。
ワインを口に含み、口をすぼめて舌を丸めて、空気を吸い込みながら、ヒュルヒュルと(音を立てて)飲む飲み方である。

ワインと空気をよく混ぜればよいのであれば、お茶などの熱い飲み物を飲むときのズルズル飲みをすればよいのだと思う。
ズルズル飲みの習慣のない人は、その飲み方が難しいからできないだけであるから、日本人ならズルズル飲みをすればよいのではないかと思う。

長年、ひそかにこのような持論があった僕は、映画「ジャコメッティ 最後の肖像」(原題 Final Portrait)で登場人物がワインを飲むシーンを見てうれしくなった。

ジャコメッティ(Alberto Giacometti)や、ジャコメッティと仲のいい女性たちがみな、まるで日本人が熱いお茶を飲むときのようにズルズルと、赤ワインを飲んでいたのだ。
すばらしい芸術家だが、決して上品とはいえず、粗暴なジャコメッティと、そのようなジャコメッティと気の合う女性たちが行なっていたことだから、そのような飲み方がマナーに合っているかどうかは疑問ではある。
しかし、日本流の上品なズルズル飲みをするならば、そして、そのズルズル飲みの上品さが理解されるなら、ワインの飲み方としても受け入れられるのではないかと思う。

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2018年12月 6日 (木)

山手線の新駅の駅名:ナワウェイ? タカゲー? ナワゲー?

2018年12月4日、JR東日本が、山手線の田町駅と品川駅の間に建設中で2020年の開業を予定している新駅の駅名を発表した。

その駅名は公募されていたから、応募好き[*]のも応募した。

[*] 「ノオト:キャラクターの愛称」を参照。


決定した駅名の発表日は強く意識していなかったから、ラジオで不意に駅名決定のニュースが流れた際には、ボリュームを大きくして聞き入った。

残念ながら僕の応募した駅名は選ばれなかった。

決定した駅名は、僕はもちろんのこと、世間の大方の予想を裏切ったものだったようで、インターネット上で盛り上がっているそうだ。

決定した駅名「高輪ゲートウェイ」は、僕がまったく予想もしなかった長さ、作り方だから、悔しい気持ちはない(僕が応募した駅名は、ひらがな3文字だった。)

だから、今の僕の関心事は、記事〈山手線新駅「高輪ゲートウェイ」ネット騒然 「ナワゲー」「タカゲー」…名称どう略す?〉でも話題にされているように、人々がどう略すのかという点にある。

すぐにひらめくものはないが、上記記事の著者の予想に対抗して、「ナワウェイ」「タカゲー」「ナワゲー」以外の略称をひねり出すなら、「ゲート」になるだろうか。

しかしながら、恐らく「タカゲー」になるのではないかと思っている。

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