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2018年11月10日 (土)

【私見】テレビで「おいしい」に代わり「うまい」が定着した理由

(1962年=昭和37年=生まれ)にとって、食べ物の美味しさを表現する「うまい」は丁寧なことばではない。

だから、テレビ番組でタレントが「うまい」というのを聞くのは、それが多用され始めた20年(?)ほど前は耳障りだった[註]。
そもそも、僕の世代以上にとって、食べ物が口に残ったまま話すこと自体が礼儀に反していた。
しかし、人は慣れという学習をするから、僕も、自分では使わないものの、ひとが使うのを聞くのにはほとんど抵抗がなくなった。


この「耳障り」も、20年前は悪い意味にしか使わなかったが、その後、「耳障りがいい」というようにいい意味の構成要素として使われているのも面白い。

抵抗がなくなったから、冷静に考えられるようになってきて、その結果、「おいしい」に代わって「うまい」が定着した理由が分かった(気がする)。

それは・・・
●食べたものを口に含んだまま「おいしい」と言っても、「おいひい」とか「おーひー」としか言えない(聞こえない)上に、口の中の食べ物が見えやすい。
●それに対し「うまい」なら、食べ物が口に入っていても言いやすく、仮に食べ物で明瞭に発音できなくても「んま」で十分に通じる上に、口を開く時間が短いから口の中の食べ物が見えにくい。
からだろう。

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