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2014年6月 7日 (土)

ネーミングの心理効果

の氏名は「あ行」「な行」「は行」「ま行」「や行」「ら行」で構成されている.

柔らかな音ばかりである.

僕の氏名に含まれていない行は,はっきりとした音「か行」「た行」と,爽快な音「さ行」と,濁音行,半濁音行,そして「わ行」である.

僕の名前にはパンチのきいた音がなく,逆にいえばパンチのきかない音だけで構成されている.

スティーブ・ジョブズとは正反対である.

乳幼児期に始まり,それ以降も,このような柔らかな音ばかりで呼びかけられた影響を少なからず受けていると思われる僕が,もしもパンチのきいた音の名前だったら,脳の働きの一部は今とは異なっていたのだろうと想像している.
(このことと直接の関係は薄いかもしれないが,どの言語を使うかによって知覚や心理に違いが生じることを論じている書籍「言語が違えば、世界も違って見えるわけ」[通販サイトAmazon.co.jpへのリンクはこちら]も,この種の考察の参考になるだろう.)

さて,本題である.

女性名のハリケーン、男性名より死者多い傾向=米調査」なる記事が目に入った.

6月2日(2014年)に公表された学術雑誌(PNAS = Proceedings of the National Academy of Sciences)の研究を紹介している.

上記の日本語記事よりも詳しく書かれているオリジナルの英文記事によれば,最も女性的な名前の付いたハリケーンでは,最も男性的なハリケーンに比べて5倍の犠牲者が出ているという.
また,(架空の)ハリケーンの進路と名前だけを示して避難するかどうか尋ねる実験では,男性名ハリケーンの方が女性名より34%多くの人が避難すると答え,中性的な名前の場合には間の数字になったという.

男性的 vs. 女性的という分類に留まらず,さまざまな観点から,ネーミングは人々の行動に影響を及ぼしていると考えられる.

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