« 書店の本を机に向かって読んでいいシステムへの違和感 | トップページ | Wi-Fiテザリング:トラブルと解決 »

2014年5月19日 (月)

矢印の難しさ

矢印は便利な記号であるが,2通りの解釈があり得るから安易な使用は禁物である.

結論から言えば,「流れ」を意味する場合と「(矢印の先を)指し示す」使用法がある.

例えば
 A → B
と書けば,〈AならばBである〉〈Aの次にB〉など,「流れ」を表現する.

一方で,
 ステキ → スイーツバイキング90分食べ放題,おひとり様980円
と書けば,「流れ」ではなく「指し示し」である.

「〈スイーツバイキング90分食べ放題,おひとり様980円〉とはステキ」である.

ここでは,が実際に混乱した例を紹介する.

まずは混乱しない例から入ろう.
この写真(クリックで拡大;以下同様)は,ペットボトルのラベルはがし口の印である.

Arrowbottle_2

恐らくこれを見て,大多数の人は混乱せずに,ラベルをどちら向きにはがせばよいか予想がつくだろう.
答えは下の写真である.

Arrowbottleans

次は,僕が混乱した例である.
僕の悩みに共感してくれる人は多いのではないだろうか.

Arrowcd

矢印の先端を下にはがすべきか? それとも,下から上にはがすべきか?

Arrowcdquestion

正解は,下から上にはがすであった・・・UPが正解!

ペットボトルでは,指でつまむべき部分が指し示されていたが,CD-ROMでは,矢印は包装をはがす動作の向きを表現していたのだ.

※ 矢印に関する考察として,「ノオト:開封方向の錯覚」も参照.

|

« 書店の本を机に向かって読んでいいシステムへの違和感 | トップページ | Wi-Fiテザリング:トラブルと解決 »

モノ」カテゴリの記事

錯覚」カテゴリの記事

矢印」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 矢印の難しさ:

« 書店の本を机に向かって読んでいいシステムへの違和感 | トップページ | Wi-Fiテザリング:トラブルと解決 »