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2013年11月30日 (土)

ひゃくパー

以前,時代によってことばの受け入れられ方が異なることや,時とともに発音が変化していることを述べた(ノオト「くさげ?」).

ここでは,が近年気になっている若者のことばについてコメントしたい.

それは,「ひゃくパー」「5パー」など,「パーセント」を「パー」と省略することである.

もちろん,仲間うちの会話で使うことは問題視していない.オトナとの公の場でのやりとりにも当たり前のように使われることに違和感を覚えるのだ.

《註》インターネットをネットと略すことに対する違和感について,ノオト「ネット」で述べた.これについても,まだ僕の中でわだかまりはあるが,あまりにフツーの呼び方になってしまったので,僕自身も,大学生協などで「ネット注文した本を受け取りに来たんですが…」などと口にしてしまう.ここで「インターネット注文」を使うとかえって変だと感じるし(^_^;),そもそも,相手のことばを使うことが相手を尊重したコミュニケーションの基本だと思っているからである.

大学で,学生から「パー」を使われると,こう聞いてみたくなる.

「パーとは,パーセント? それともパーミル?」と.

空気を読めば「パーセント」に決まっている場面では,完全にヘリクツになってしまうから,そう聞くことはないが,「パーセント」と言って欲しいと伝えている.

ちなみに,パーセントが百分率であるのに対し,パーミルは千分率である.パーセントが,全体を100としたときの量であるのに対し,パーミルは全体を1000としたときの量である.500円の10パーセントは50円,500円の10パーミルは5円である.パーセントの記号は「%」,パーミルの記号は「‰」である.

今や「携帯」と言って「携帯電話」以外を思いつくことはまずないから,「パー」についても「携帯」と同様の存在なのだろう.
(以前のノオトで,同様のことば「ノーパソ」を取り上げたが,近年は耳にしなくなった.)

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