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2013年8月 8日 (木)

サービスにおける言動不一致

メッセージ交換および電話アプリ「LINE」は,初期状態では(=何も設定をいじらなければ=デフォルトでは),携帯電話やスマートフォンのアドレス帳に登録されている人とつながるようになっている.

このことが問題を引き起こすケースが発生しているようだ.

そのような問題が生じるのは当然のことである.人は状況や脈絡に依存して異なる判断や行動をするものだから,である.(参考:メール転送に関する状況依存性)

〈気の置けない人といる場合〉〈気の置けない人に加えて嫌いではない程度の人もそこにいる場合〉〈見ず知らずの他人が混ざっている場合〉などの状況によって,話題として取り上げる内容や話し方が変わってくる.そして,状況としては問題がなくても,その場の話の流れ(場の空気)で話題として取り上げないこともある.

それなのに,ただアドレス帳に登録されているからと,勝手に結びつけられてはかなわない.

モバイル関連情報サイトの記事によれば,アドレス帳に登録されているLINEユーザーを自動的に“友だち”として登録する機能と,自分をアドレス帳に登録しているLINEユーザーの“友だち”として自分が追加される機能が,初期設定ではONになっているそうだ.そして,それが問題をはらんでいると開発元も認めているようで,開発元はどちらの機能もOFFにすることを推奨しているそうだ(先の記事による).

これは大変な矛盾(言動不一致)である.

真に問題視しているのであれば,初期設定をOFFにすべきである.それをしないのは,そうすることによる収益の減少を避けていると勘ぐられても仕方ないだろう.

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