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2013年8月

2013年8月30日 (金)

JRのサービス改善(続)

Ticketholderノオト「JRのサービス改善」では,JR九州のサービスの先進性や,JR東日本のサービス改善について述べた.

【チケット用ポケット】

そこで紹介したことのひとつに,JR九州の特急の座席に付いているチケット用ポケットの便利さがある.

JR東日本の常磐線の特急車両が新型になったことも述べたが,チケット用ポケットは付いていないため,車両が新型になり快適になったこととチケットの扱いは結びつけていなかった.

しかしふと,どんなものだろうかと試してみた.
(旧型の車両ではテーブル固定具にチケットを挟み込むことを試みたが,浅く差し込むとチケットが落ちそうになり,深く差し込むと大きく湾曲して,試みは失敗に終わっていた.)

新型車両でチケットを挟み込んだのが上の写真(クリックで拡大)である.
何とも収まりがいいではないか.
これで,自由席利用時に睡魔に襲われても安眠を続けられる.

【スイカ(Suica)】

スイカ(ICカード)が使えるサービスが増え,現金やクレジットカードがなくても,スイカさえあれば何とかなるようになって久しい.

が,実は,スイカの本家であるJR東日本のサービス,しかも,チケット発券サービスの中に,最近までスイカが使えないものがあった.

それは,列車内での特急券購入である.

JR東日本管内で車内販売をしている日本レストランエンタープライズ(NRE)では,2008年前半に既にスイカが利用できていたから,やっとといった感じである・・・・やっとではあっても,サービス向上はありがたい.
(車内販売でスイカが利用できるようになるとのプレスリリースはこちら.)

とはいえ,ベテランのNREと比べると,車掌の対応にはサービス開始からの日の浅さが感られ,今後の成熟と改善を待たなければならないと思った.

車内販売では,販売員がかざすハンディー端末に客が自分でスイカタッチするが,特急料金支払いでは,車掌がスイカを受け取って端末にタッチしていた.
(スイカは,人に渡すよりも自分でタッチする方が安心感が高い.)

また,NRE販売員は,端末の表示を客に見せて,スイカ残高は表示の通りですと示していたが,車掌は,残高を声に出して伝えていた.
(プライバシーの観点から,残高は声に出さない方がいい.)

あと半年もすれば,車掌の対応もNRE販売員に追いつくだろう・・・・と期待している.

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2013年8月20日 (火)

日本語の利点

以前のノオトで,日本は略語文化水準が高いと思うと述べた

略語ではない場合でも,用語として簡潔な表現が可能なのが日本語の特徴である.
その簡潔さは,何といっても漢字によってもたらされるものである.

1字に多くの情報が詰め込まれている表意文字であることと,その豊かな情報の割には音節数が少ないことが要因として挙げられる.

最近,辞書を引いていて偶然に知った英語がある.

それは,the ratio of the circumference of a circle to its diameter だ.

これは,日本で円周率と呼んでいるものである.
(は現在まで30年ほど,科学技術英文に接してきたが,オトナの科学技術から入ったためか,基本が抜け落ちていた.)

この英語表現をきっかけに落ち着いて見直してみると,円周率という表現はことばが足りない.
これまで,円周率という表現を少しも疑うことなく生きてきたが,冷静に考えると表意していない.
円周率は,略語であったのだ.

上記英文と照らし合わせると,略さずに言えば円周対直径率とすべきである.

さて・・・

用語の簡潔さの尺度として,発声の所要時間を計測してみた.
速すぎず,遅すぎないように,普通の速さで10回続けて読み,経過時間を10で割って用語の所要時間とした.

結果は以下の通りである.

円周率
 → 0.7秒
円周対直径率
 → 1.0秒
the ratio of the circumference of a circle to its diameter
 → 2.4秒

この結果を見ると,円周率としてπという簡潔な表記が欧米で普及した理由が察せられる.

「ノオト:分かっちゃいない」では,言語の観点から,欧米人に理解され得ない日本人の苦心について述べたが,円周率の日本語表現と英語表現を比べると,逆に,日本語には,欧米人には想像できない利便性があるといえる.

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2013年8月 8日 (木)

サービスにおける言動不一致

メッセージ交換および電話アプリ「LINE」は,初期状態では(=何も設定をいじらなければ=デフォルトでは),携帯電話やスマートフォンのアドレス帳に登録されている人とつながるようになっている.

このことが問題を引き起こすケースが発生しているようだ.

そのような問題が生じるのは当然のことである.人は状況や脈絡に依存して異なる判断や行動をするものだから,である.(参考:メール転送に関する状況依存性)

〈気の置けない人といる場合〉〈気の置けない人に加えて嫌いではない程度の人もそこにいる場合〉〈見ず知らずの他人が混ざっている場合〉などの状況によって,話題として取り上げる内容や話し方が変わってくる.そして,状況としては問題がなくても,その場の話の流れ(場の空気)で話題として取り上げないこともある.

それなのに,ただアドレス帳に登録されているからと,勝手に結びつけられてはかなわない.

モバイル関連情報サイトの記事によれば,アドレス帳に登録されているLINEユーザーを自動的に“友だち”として登録する機能と,自分をアドレス帳に登録しているLINEユーザーの“友だち”として自分が追加される機能が,初期設定ではONになっているそうだ.そして,それが問題をはらんでいると開発元も認めているようで,開発元はどちらの機能もOFFにすることを推奨しているそうだ(先の記事による).

これは大変な矛盾(言動不一致)である.

真に問題視しているのであれば,初期設定をOFFにすべきである.それをしないのは,そうすることによる収益の減少を避けていると勘ぐられても仕方ないだろう.

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2013年8月 3日 (土)

洒落の利いた機内安全ビデオ

飛行機が離陸する前に上映される機内安全ビデオ(In-flight safety guide)は,たんたんとした内容に決まっていると思っていたら,そうではなかった.

何ごとも,人々の関心を引くためには工夫が必要だから,できるだけ多くの乗客に見てもらうために洒落の利いた(ジョーク混じりの)ムービーが企画されたのだろう.

が見たビデオが面白かったから,インターネット上で話題になっているかもしれないと思い検索したところ,YouTubeに公式ムービーがアップロードされていた.

それが,デルタ航空のIn-flight safety video - version 2である.

クスッとしてしまう感じが,いい.

「クスッ」ではなく,大爆笑や,大いに呆れかえる方が好みなら“機内安全ビデオ”なのにオール野外ロケ!“ニュージーランド航空”の新作が相変わらずぶっ飛んでるを参照されたい.

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