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2013年6月15日 (土)

セルフォン

今月(2013年6月),1週間ほどアメリカ合衆国に滞在した.今回は1箇所に腰を落ち着けたから,久々に日常や文化にも触れることができた.

そのお陰で,の10年ほど前の知識の修正が必要かどうか確認することができた.

結論からいうと修正の必要はなかった.

日本では,なぜか,携帯電話の英訳はmobile phoneが一般的であった,そして今でもそうである.しかし,米国ではmobile phoneという表現は耳にしたことがなかった(10年ほど前は).今回,テレビCMや街中の広告で,やはり今でも携帯電話のことはcell phoneといことが確認できた.しかも,スマートフォンという表現もなく,すべてがcell phoneであった.

Mobile phoneが電話機の形態を表現しているのに対し,cell phoneは通信網の形態を表わしている.たとえて言えば,現在のテレビを指してフラットパネルというか(テレビの形状),地デジというか(送信方式)の違いである.

Cellはcellularの略である.Cellularは元々「細胞の」という意味であり,それに対応する名詞「細胞」はcellである・・・・ちょっとややこしいが,cell phoneのcellは形容詞の短縮形と考えるべきであろう.
(表計算ソフトExcelなどで使われる「セル」もcellである.表の記入枠をcellと呼ぼうと最初に思いついた人はセンスがあるなぁと感心する.)

最後に,これは飽くまでも米国と日本の事情の対比である.手元の英和辞典によれば,英国ではmobile phoneが一般的であるように書かれている.

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