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2012年9月 2日 (日)

リーディング・グラス

10年前にはこのように考えていただが,今では,老眼,老眼鏡ということばを使うのに何の抵抗もなくなっている.

しかし,ある時を境に考えが一変したのではなく,そこに至る段階があった.

視力がいいため眼鏡をかけた経験のなかった僕は,眼鏡をかけること自体に照れくささを感じた.だから,老眼鏡をかければ楽だと分かっていても,一人の時にひっそりと使っていた.しかも,眼鏡をかけている自分というものを強く意識しつつ.

次第に老眼が進み,眼鏡なしでは不便になると,人前でも胸ポケットから出して掛けたり戻したりするようになった.

そうなると,ポケットからの出し入れが億劫になってきて,ひもで眼鏡をぶら下げるようにした.こうなると,もう老眼鏡ユーザーを公然にしたわけで,この段階では,ことばとしての老眼や老眼鏡にもまったく抵抗がなくなっていた.
(参考:このひものことを眼鏡ストラップというようだ.布や革製ではなくチェーンであれば眼鏡チェーン.)

さて,ここではこのひものこと,そしてひもの不便さを解消してくれる眼鏡について述べようと思う.

そのひもは,椅子に座って作業をする場合には大変に使いやすい.しかし次のような問題がある.

  • 走ったりすると胸元で暴れて邪魔になる.
  • 食事中,レンズに食べ物や飲み物をこぼしてしまいそうになる.
  • 自動車のシートベルトをすると眼鏡やひもを知らずにはさんでしまい,引っかけてしまうことがある.
このような問題を避けるためには,一時的に胸ポケットにいれるなどすればよいのだが,ひもでぶら下げた状態から胸ポケットに入れるとひもが突っ張ってポケットに上手く収まらない.結局,ひもを首から外して,眼鏡のまわりにひもを巻き付けてポケットにしまうなどしていた.

このような問題を解消する方法はないかと考えてみたが,いいアイデアは浮かばなかった.

そのような折に見知ったのが,CliC Readersである.これは日本ではクリックリーダーとして販売されているリーディング・グラス(つまり老眼鏡)であり,元々はCliC Gogglesによるものだ.CliC Gogglesの取り扱い製品には,老眼鏡だけでなく,同じ方式のサングラスやゴーグルもある.

クリックリーダーを使いはじめて1ヶ月が経った今,そのいい点と悪い点を列挙してみよう(あくまでも個人の感想である).

▼いい点

  • 首に掛けているときにブラブラしない.
    掛けていることを忘れるくらいである.走っても,下を向いても首元にフィットしている.食事中ばかりか,歯磨きしても気にならない.
  • 自動車のシートベルトをするときも邪魔にならない.
    その存在を忘れて無意識にシートベルトをしても,眼鏡がシートベルトの上になっている.
▼悪い点
  • 強力マグネットで脱着する際の「カチッ!」という音が,静寂な環境では響いてしまう.
    自分が思うほど他人は気にしていない可能性もある.僕は頻繁に付け外しをするから気になるのだと思う.
  • 片手で眼鏡を付けたり外したりが,しにくい.
  • こめかみ付近の髪の毛が押さえつけられてしまう.
    普通の眼鏡が,顔の前からこめかみの髪の毛の下を通して耳にすべらせるのに対し,クリックリーダーは後ろから頭を挟み込むようにして掛けるからである.短髪であれば問題ない.

以上を総合して,僕にはいい点が大いに勝っているので,当分の間はクリックリーダーを使い続けるだろう.

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