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2012年8月 7日 (火)

無気力は悪?

ロンドンオリンピック2012では,日本の“史上初の快挙”が多いなど,主に結果のみを見聞きしているにも面白みの多い大会となっている.

そのような中,僕の正義感を刺激する事件も起こった.

それは,無気力試合による失格である.

ニュース映像を一瞬見ただけだが,確かに無気力感に満ちていた.主催者や観客が憤慨する気持ちを理解することはできる.

しかし,選手や監督が一方的に責められるのは可哀相だ.

それは,できるだけ高い順位を獲得するために採用した,ルールに則った戦略なのだから.

そのような戦略をとる余地を与えたルールも悪い.

緊張と弛緩を使い分け,最良の結果を得ようとするのが優れた競技者だ.たとえ「常に全力で」と言っていても,全力の中での緩急がある.

先のことは考えず常に全力で戦い,その結果負けるも悔いなしという戦い方は,潔いかもしれない,愛すべき人物かもしれない.しかし,それではメダルは取れないだろう.

ノオト:分かっちゃいない(3)(2001年1月)や,ノオト:オリンピック改革案?(2004年9月)は,今回の無気力試合事件に対する僕の見解を理解する助けになると思う.

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