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2012年7月 2日 (月)

キー触感のあるスマホ

今や,「携帯電話」イコール「スマートフォン」,そして「スマートフォン」イコール「タッチスクリーン」である.街中で,電車内で,見かける携帯電話の大半はスマートフォンであり,親指でカチカチとキーを連打する光景は姿を消し,代わりに,親指で柔らかくタッチする,あるいは,スマートフォンを左手に持ち,右手人差し指でタッチする光景が目に入るようになった.(の感覚では,従来型携帯電話の全盛期よりも,両手で操作する人が増えたように思う.)

「打つ」から「タッチする」に変わってよかったことの代表は,腱鞘炎の心配の減少であろう.親指でのカチカチ連打は素人目にも手に悪そうだったから,日本人の手の健康にはいい流行であろう.

しかし,以前のノオトでも触れたように,タッチスクリーンには触感がないため,文字入力には多くの他の集中を要する.触覚に頼れない分,手指の筋力制御や,視覚による確認を多用しなければならない.ただし,人間はかなりの柔軟性を備えているから,不便も慣れてしまえば不便とは感じなくなり,触覚不在による使いにくさを精神の集中で無意識に補うことになる.(旧来型テンキー付きスマートフォンは,この問題に対するひとつの回答なのだろう.)

物理的キーなしでは触覚は当然あり得ないと思っていたら,世の中には面白いことを考える人がいるもので,そして,ただ考えているだけではなく形にする人がいるものだ.「平らなタッチスクリーン上に物理ボタンが出現――プロトタイプが登場」によれば,使用場面に応じてタッチスクリーンが平らになったり,キーが盛り上がってきたりする製品が来年にも登場するかもしれないとのことだ.

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