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2012年5月10日 (木)

名案!気の利いた造語・・・のはずだった

最近,40代女性をターゲットにした雑誌STORYを手に取る機会があった.

ぱらぱらと頁をめくってみると,そこには「無糖派」「DKJ世代」など,僕には分からない言葉が当たり前のように使われていた.

すぐに調べたくなるは,DKJ世代が団塊ジュニア世代であること(DanKai Junior),そしてそれは現在の40代前半であることを知った.

さて,年齢層を表わすのにアラ○○ということばが使われ始めて久しい.

アラサー,アラフォーは発音しやすいし耳馴染みもいい.
そして,アラカンは,うまい語呂合わせだ.
(アラサー:アラウンド・サーティー=30歳前後,アラフォー:アラウンド・フォーティー=40歳前後,アラカン:アラウンド還暦=60歳前後)

ところが,僕自身を表わすこの種の表現アラフィフ(アラウンド・フィフティー=50歳前後)は,発音しにくい上に語呂もよくない.
迷える50歳ということで,発音しにくさ,語呂の悪さを受け入れることもできるが,ふと,何とかならないものかと考えた.

そうしたら,すぐに名案が浮かんだ.それは「アラハー」.

これ,いいんじゃない!? 名案だ!と,ひとり悦に入ってワクワクしていた.
(アラハー:アラウンド・ハーフ・ア・センチュリー=around half a century=半世紀前後)

それを知人Bに話したら,冷めた口調で,聞いたことある,と言う.

何事も世界初は難しいものだと理解してはいる.誰も考えたことのないすごいアイデアに思えても,人類の歴史上初めてのアイデアは皆無と言っていい.

とは言っても,自分の名案がどれほどのものか確かめないと落ち着かないので,早速Web検索してみた.

Googleで"アラハー"を検索すると,約1,000件がヒットした.同じく"アラフィフ"を検索すると約550万件がヒットした.何れも2012/05/09,23:45頃.

つまり,まだあまり多くの人が使っていない気の利いた表現であることは間違いない!
1,000は550万の約0.2%である.0.2%は無しに等しいから,価値ある名案であると判断できよう!?

さて,ここまで来ると,他の件数も気になるので調べてみた.
アラサー:約1,240万件
アラフォー:約1,960万件
アラカン:約54万件

最後に,このアラ○○がここまで普及した理由を分析して〆にしたい.

ひと昔前までは,40代などの表現が一般的だった.それとアラフォーなどの違いは何だろうか.

40代といえば,40歳から49歳までを指す.だから,40歳になった瞬間に49歳と同じに扱われている感がある.

それを言うなら,39歳まで30代でいられたのだからよしとすべきなのだろうが,大台に乗るという負の印象が嫌われるのだろう.

○○代という表現は,客観的には数値の切り捨てであるのだが,代の切り替わりの瞬間,気持ちの上では切り上げに感じられる.

それに対し,アラ○○は四捨五入の感覚であって,○○代という表現では大台に乗るところを,相変わらず前の年と同じアラ○○でいられるうれしさがある.

これが,アラ○○が好まれる理由だと思う.

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