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2010年9月26日 (日)

恐い!

錯視を通じて平和な楽しさを感じることができるから時折訪れているサイトで,恐さをおぼえた.

日本にもこのような絵が描かれた路面がある.これは路面に出っ張りがあるように錯覚させてスピードの出し過ぎを抑制させようというものである.そのリンク先でも述べられているように,その錯覚は,はじめてなら有効かもしれないが,二度目からは効果がなさそうだ.

同様の発想で,それよりも強いハッと感を意図して作られたのがこの絵のようだ.

それは,カナダの,避けられる事故を防ぐ会(これはの試訳;原名はThe Community Against Preventable Injuries)が行なっている試みである.

僕はこれを見て,とても恐ろしくなった.いったい誰が本気でこんな危険なことを考えているのかと.サービス向上のためのクレームどころの話ではない,これには声を上げなければならないと.

その会のWebページを訪れて,僕と同様の考えを持つ多くの人々による,心配や危険を指摘するコメントを見てホッとした.と同時に,そのような多数のコメントにも動じない様子が心配ではあるが,その会による強行は世間の正しい判断が防いでくれるだろう.

蛇足だろうが念のため書いておく.

僕が心配しているのは,路面に飛び出した少女の絵が単なる絵だと分かって慣れてきたドライバーが,本当に道路に飛び出した子どもを引いてしまう危険である.これはオオカミ少年にたとえることもできるが,僕がとっさに頭に浮かんだのは,筒井康隆の短編集「心狸学・社怪学」(通販サイトAmazonへのリンクはこちら)に出てきた…と記憶している…シーンである.

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