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2008年11月

2008年11月30日 (日)

Workaround

Workaroundとは,ある機能が欠けている場合に別の方法で実現すること,あるいは,ある困難の回避策である.

Apple iPhone 3G には,日本のケータイでは当たり前の,そして日本文を入力する際には必須ともいえるユーザー辞書の機能がない(ファームウェア2.2現在).しかし,今月提供されたファームウェア2.2では,それまでは不可能だったユーザー辞書の利用を可能にするworkaroundがあることに気づいた(Web検索してみたら,同じ方法や,ソフト改造に近い方法など,いろいろと紹介されている.).

それは,「連絡先」(=アドレス帳)を使う方法である.

iPhoneのアドレス帳で姓名に読みがなを付けることが可能だが,日本語入力ではアドレス帳の姓名も候補に挙がるようになっている.姓と名が独立に候補に挙がるから,たとえば次のように登録しておけば,ユーザー辞書として機能する上,データの管理もしやすくなる.

姓:ユーザー辞書,姓のよみ:(空欄)
名:アップル iPhone 3G,名のよみ:あっぷる
→こうすれば「あっぷる」と入力するだけで「アップル iPhone 3G」が候補に挙がる.
(追記[2008/12/10]:姓のよみを空欄にするのは,「ユーザー辞書」が候補に挙がらないようにするためである.)

これで日本文入力が随分と楽になった.

あとは,メール送信時に添付画像サイズを変更できる機能と,カット&コピー&ペーストの機能が実装されれば申し分ない.

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2008年11月19日 (水)

口内バクテリアがもたらす味

僕が愛読している科学ニュースサイトScience Centricに,"Chemical magic in the mouth"なる記事が出た(2008/11/10).直訳すれば「口内の化学マジック」である.

記事によれば,スイスの科学者が学術雑誌に発表した論文の中で次のように述べているそうだ.口内バクテリアの働きで,果物や野菜の無臭の成分が香りづけられるために,さもなければ味気ない食べ物を味わうことができるのだと.

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2008年11月18日 (火)

バロメーター

Barometer食欲は健康のバロメーターなどというが,バロメーターは気圧計のことである.晴雨計ということもある.バロメーターはbarometerであり,英語の発音をより忠実に表現するなら,バラミター(「ラ」にアクセント)である.

写真(クリックで拡大)は,しばらく前に購入したバロメーターwith湿度計and気温計である(TFA Dostmann製).

デジタルの,もっと高機能のモノもあったが,このアナログさが気に入って購入した.

表面には,BARO,Hygro,Thermoと書かれている.それぞれにmeterを付ければ,barometer,hygrometer,thermometerとなり,それぞれ気圧計,湿度計,温度計である.

BAROの針が時計回りに動けば,気圧が低→高と変化したことになり,天気がよくなる傾向があり,逆なら天気が悪くなる傾向があることが読み取れる.だから晴雨計なのである.

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2008年11月14日 (金)

その時点で負けが見えている

スーパーの試食だって,もちろん販売促進を目的としているはずだが,試食の歩留まりは低いだろう.まったく買うつもりのないおばさまや子どもを相手に振る舞わなければならないからである.そういう事情が見えるから,自分が試食をした場合にも購買のプレッシャーは感じない.

しかしこれが,デパ地下のそこそこ値のはるケーキ屋で,迷って眺めているところへその場でショーケースから出したケーキを切って試食を勧められた場合には,試食品を手に取って口に入れた時点でほぼ負けが見えている(^^;;

これはデパ地下に不慣れな僕の場合であって,スーパーじゃなくデパ地下で日常的に家庭の食材を購入している奥様方にはあてはまらないだろう(^_^;)

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2008年11月10日 (月)

返遅?

一般にどれくらい普及しているのかは不明だが,ある中学生によると,もらったメールへの返事が遅くなった場合に,「返遅ゴメン(>_<)」などと書くそうだ.

僕はそれを見て,簡潔で分かりやすいのはもちろん,「返事=へんじ」と「返遅=へんち」を掛けてるんだな,と思って聞いてみたら,「返遅=へんおそ」なのだそうだ.

深読みしすぎてしまった(^_^;) もっとも,別のコミュニティーでは「へんち」と読むところがあるに違いないと確信している!?

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2008年11月 9日 (日)

誤解を招く記事

突きつめていえば,人間どうし,寸分の誤解もないコミュニケーションはない.

誤解があるから,いざこざも起こるのだが,それがあるから,人間って面白い.誤解で脳がくすぐられるから笑いも生じるのだろう.
(笑いと脳の情報学的な関係に以前から強い関心があるので,近い将来,自分の職業としての研究テーマに加えたいと思っている.その足がかりとして,今年,日本笑い学会に入会してみた.できれば来年の研究発表会で何かしら発表をして討論に参加してみたいと思っている.)

さて‥‥

報道や記事にも誤解を招く表現は避けられないから,誤解の恐れを意識して見聞きするのが受け手の思慮深い態度である.しかし,何度も見聞きすると信じやすくなるという人間の弱さがあるから,だまされないための訓練の一助とするために,怪しい統計の例を紹介しよう.

シニア層の約半数が,携帯メールを毎日利用しているとの調査結果が目に入った.

(サングラスに白Tシャツ姿でギターを弾きながら関西弁で歌う姿を頭に浮かべると,僕のニュアンスがイメージしやすいと思います.ジャッ・ジャ・ジャッ・ジャ♪ ジャッ・ジャ・ジャッ・ジャ♪ ジャッ・ジャ・ジャッ・ジャ♪ ジャッ・ジャ・ジャ・ジャ・ジャ♪ ‥‥)これを〜,「確かにウチのおばあちゃんもケータイを使い始めて久しぃ〜なぁ〜,たまーーにメールすると,素早くレスが返ってくるし〜,絵文字も使い慣れてそうやから〜,今の世の中そうなんやぁ〜」と世間の変化を感じるのか〜,それとも〜,「いやいや,最近はケータイ業界は不況やと聞いてるで〜,残されたビジネスチャンスは老人と子どもやと〜.シニアがこ〜んなに使っとるんやったら,ワシも使わんと若いもんに相手にされんようになる,と思わせる悪魔の囁きに違いない.」と世間の怖さを感じるのかは‥‥,自由だぁ〜!
(関西弁にヒッジョーに違和感があるのは否めません.僕を知っている人で,誰か添削してもらえるとうれしいです!)

その記事の本文を読むと,調査対象に強いフィルターがかかっている(調査対象が大きく偏っている)ことが分かる.あるメール転送サービス[*]を利用中のシニア層が対象であった.若者でも,この種のサービスの利用率は高くないと思われる.メールに対する意識やこだわりが高いユーザーに限っての結果と読むと間違いがないだろう.
[*] PCやケータイのメールアドレスそのものを使うことなく,別のアドレスでメールを送受信できるサービス.

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2008年11月 8日 (土)

革婚式

25回目の結婚記念日が銀婚式,50回目が金婚式というのはよく知られているが,革婚式というのはあまり聞いたことがなかった.

この存在を知ったのは数年前で,きっかけは忘れてしまったが恐らくインターネット検索をしていて偶然に遭遇した言葉だったように思う.

明治記念館の「結婚記念日ご紹介」によれば,「そろそろ倦怠期、革のように粘り強く」という意味があるそうだ.ヒロシ&キーボーのヒット曲「3年目の浮気」が日本の伝統的な慣習と関係があったのだと知り,意味深さを感じたのを覚えている.

上述のweb頁によると,僕は記念日を忘れてもいい期間(記念日の空白期間!?)に入っているようだ.

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ドラゴン錯視に新色!

ドラゴン錯視!」で紹介した無償提供の印刷用PDFに新色が加わった.知人Kの情報である.

これまでは青ドラゴン以外は有償で販売されていたが,緑ドラゴンと赤ドラゴンもダウンロードできるようになった.

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2008年11月 1日 (土)

年齢か,訓練不足か?

Mouthいざというときにあった方がいいからと作った老眼鏡を頻繁に使うようになり,スポーツをする機会もめっきり減ったこの頃だが,訓練不足を年齢のせいにはしたくないと思う.年齢のせいにしないためにも,訓練が必要だと実感することがあった.

研究室では週に一度,英語の専門書を学生全員で分担して読む時間を設けている.主な目的は英文を自然な日本文に翻訳することだが,英語の音の感覚を磨く機会にしてもらいたいとの気持ちから,音読も重視している.

しかし,はきはきした音読をしようという気にさせる刺激が必要だと思い,とりあえず,早口で読むという目標を掲げた.(自分の成功体験が万人に適用できるわけではないと認識することが教育の鉄則だと理解してはいるが,アナウンサーが日本文の早口言葉を練習するのと同じように,高速音読や早口言葉が語感を身につけるのに訳に立たないはずはないと思ってのことである.【参考】ウィキペディアの「早口言葉」)

これまで僕の近くにいた学生の音読速度を基準にすれば,早口で読むように指示すると,自然な英語のテンポよりも少し遅いくらいの速さになる.ところが,これでもまだ目標が不明瞭だったようで,僕が期待する速さでは読んでくれなかった.そこで,僕は学生を鼓舞するつもりで,思いきって学生と速さ比べをすることにした.ひとりの学生を指名し,その学生が英文を読む間に僕が同じ英文を2回読めたら僕の勝ちとした.

結果は……,結構いい勝負をしたと思うが,僕の負けだった.

負けたことよりもショックだったのは,読み終えた僕は息も絶え絶えで,酸欠で頭がボーッとし,目がショボショボだったことだ.特に目については,読み終わったときだけじゃなく,読んでいる最中にもピントが合ったりボケたりした(x_x) また,目と口と脳の連携も悪くぎくしゃくしていた.年齢のせいだとあきらめることも可能だが,そうは思わない(思いたくない!?).運動会の父兄リレーで捻挫しないために準備運動が必要なのと同じように,高速音読にも準備運動が必要だ.

さて,これを機に,日々の訓練をしようという気持ちになったが,学生に再チャレンジする予定はない(^^ゞ 僕が息を切らさなくとも,学生が目指すための具体的な目標(基準)を考えついたので,その目標に向かって頑張っている学生の姿を眺めていようと思う(^◇^;)

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