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2008年10月28日 (火)

中学校の英語

学習指導要領の改訂で,中学校小学校の数学で円周率(π)が,おおよそ3.14ではなく,おおよそ3でいいことになったとマスメディアが大騒ぎしたのは数年前のことである.

僕自身も鵜のみにしかけたが,数学者の声明を見て,実は改訂前から同じ記述があることを知り,報道の危うさを思った.

さて最近,大学英語教師の話の中で,中学英語での必修単語は100語程度であり,各教科書の判断での追加を含めて900後程度が選ばれていると知った.念のため中学校学習指導要領 第9章 外国語で確認してみると,その「別表1」(→必須語)には100個の語が列挙されている."a", "about", "across", "after", "all", "am", "among", "an", …….中学校の英語でどの単語を学ぶかは,使った教科書に依存するようだ.

大学生の頃,中学2年生の家庭教師の際に,「その単語は絶対に1年生で習っているはずだよ! 教科書を持ってきて調べてみよう.もしもなかったら,この部屋をスキップして1周してもいいよ!」と言ってしまったばっかりに,とても照れくさい思いをして,断定の怖さを知ったが,この学習指導要領を見れば,同じ世代ですら教科書で触れる単語が違うのだから,世代が違えばまったく異なる単語が取り上げられていて,僕のカケは元々分が悪かったのだ(^_^;)

ところで,1960年代生まれの僕の世代では当然だと思い込んでいるものに,中学校英語では筆記体を学ぶというものもある.

これについても,上記の学習指導要領には「文字指導に当たっては,生徒の学習負担に配慮し筆記体を指導することもできる」と書かれていて,現実には筆記体を指導していない中学校が結構あるようだ.

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