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2008年10月26日 (日)

タッチスクリーンと万年筆の共通点

15年以上も眠らせていた万年筆を,最近また使い始めた.

眠らせていたとはいえ,まったく放置していたわけでもない.数年に一度ふと思い出して,ペン先を水で洗ってみるとか,ぬるま湯に浸けてみる,あるいは,インクカートリッジを付けておもいっきり振ってみたりした.

買った当時は少し使っていたのだが,すぐに飽きてしまい,しまい込んでいたら,インクを充填してもまったく書けなくなっていたのだ.

ぬるま湯に浸けた後に,2〜3cmだけインクが出ることはあったが,またすぐに出なくなった.
※ インクのでないペン先を紙にこすりつける感触はとても厭なものだ(>_<)

最近,再び万年筆を使ってみたくなり,千円くらいの安いものでもいいから買ってみようと万年筆売り場を覗いてみたが,ちょっといい感じのものだと3〜4千円はするので二の足を踏んでいた.

まあ,急を要するものではないから,のんびり構えていた.

ある日,急に,折角ここにある万年筆を無駄にするのがもったいなく思えて,ペン先を交換しようと文具店に持っていったら,ペン先交換の費用は新品の万年筆の購入と大差ないと聞かされた.その瞬間,踏ん切りがついた.インクカートリッジを購入し,家に帰り,荒療治を開始した.

今のままではもう使えないんだから,壊れてもいい覚悟で,ペンチでおもいっきりペン先を引き抜いた.

そこには,それまで足かけ十数年にわたる僕の試みが無駄であったことが如実に表われていた.インクの通り道が,古くなったインクのかたまりで完全に遮られていたのだ.

つまようじや針の先でインクのかたまりを取り,ぬるま湯でよ〜く洗った.

そうしたら,万年筆が元通りにスラスラと書けるようになったのだ.ダメモトの気持ちが強く出過ぎたようで,当初よりもややインクの出がよすぎたが,スラスラ,ス〜ラスラと,泉のペン(fountain pen)の名前の通り,インクが紙に馴染んでゆく.

あれから2か月あまり,僕は万年筆の愛用を続けている.今回のマイブームは当分の間つづきそうだ.

閑話休題.iPhoneのタッチスクリーンと万年筆の双方を常用して2か月あまり,最近,両者の共通点に気づいた.

携帯電話でボタンをカチカチ押して文字を打つのは,ボールペンや鉛筆でカリカリ,コロコロと書くのに似ている.力の込め方が似ているのだ.それに対し,タッチスクリーンで表面をタッチするのは,万年筆で軽〜くサラサラと書くのに似ている.ただし,万年筆のレベルには達していないから,まだ改良の余地はあるが….

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