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2008年6月 3日 (火)

牛乳を忘れないこと!

約束や予定を記憶で管理するのが困難になったのは大学院生(以下,院生と略す)になったときだった.それ以前は,一応手帳は使っていたが,手帳を見直す必要は,まったくといっていいくらい,なかった.

今でも覚えているのは,僕が学部生の頃,知り合いの院生と約束をしたときのことである.約束の前の日にその院生から電話がかかってきた.僕が約束をすっぽかすような人間に見えたからではなく,約束の際に手帳にメモしていなかったから心配になったからだそうだ.

当時の僕はその院生の気持ちがまったく分からなかったが,自分が院生になったら,よ〜く分かった! 手帳なしでは予定の管理ができないのだ.

それは歳を取ったからではない…と思う(^_^;) 主な原因は2つある.それは,
(1) 管理すべき予定が増えたこと,
そして,
(2) 創造的に頭を使う量が増えたこと,
である.

原因が(1)だけであれば,あれほど劇的な変化=手帳依存=は起こらなかったであろう.原因(2)が加わったことで記憶が崩れやすくなったのだと思う.

決められたこと(ルーチン)をこなすことや,授業を理解し,新しい公式を覚え,レポート課題に取り組むとき,脳は活発に動いてはいるが,たかが知れているのだろう.院生になって,創造的な思考が必要になり,また,自らも思索を大いに楽しむようになると,脳が単に活発に活動するだけでなく,他の記憶を巻き込んで混沌状態となるのだと思う.

40代中盤(イルカにのった中年!?)となった今,キモチはまだ20代であっても,記憶力の低下は否めない.その上,対応すべき事項は多く,もはや手帳では管理しきれなくなってきた.

1999年からはPalm(ばっさりと言い切ってしまえば,手のひらに乗るパソコン)を使い始め,手書きの手帳に比べれば大量の情報を効率的に管理できていた.

が,それにも限界を感じ始めていた.もっとダイナミックに,そして一元的に,為すべきこと(To Do リスト)を管理したいと思っていた.できれば,新たな投資なしで.

そう考えはじめて1年以上が経った2008年3月,知人のバンブー(仮名)との久々の再会での話の中でたまたま紹介してもらったサービスがRemember The Milk(以下,RTMと略す)である.

RTMの機能と有用さ,そしてケータイでも情報が共有でき管理できる便利さを説明された僕は,可能性は感じたものの,その場では半信半疑であった.

その僕が,1週間後にはRTMの有用性を熱く語り,チームのツールとして導入した.と同時に,RTMに年会費を支払い,Proユーザー(会員特典付きユーザー)となった.

今では,パソコンから,そしてケータイから,タスク(To Do リスト)を投入し,チームのメンバーと共有し,うっかり忘れそうな予定をケータイへのメール着信で喚起され,タスクを「完了」させては達成感を味わう毎日(というより,むしろ毎時に近い!)を送っている.

「これがなきゃどうにもならない」というわけではない(ということにはならない方がいいと思っている)が,これがあることでスッキリする.たとえていえば,たくさんの本を床に重ねて置くよりも,本棚に入れた方がスッキリとして出し入れもしやすいのと同じである.

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