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2003年12月

2003年12月21日 (日)

ネット

インターネットを「ネット」と呼ぶのが当たり前になっている.青少年ばかりか,大人でも使う人が多い.僕はそのいい方が嫌いだ.勝手なイメージだが,遊びや買い物目的だけにインターネットを使う人々の用語のように感じて,遊びばかりでなく学術的に有益な情報交換にも使う僕たちが尊いものとして感謝している媒体を呼ぶには似つかわしくないと感じるからだ.例えていえば,ビジネス交渉の席で先方の若い社員から「マジっすか?」といわれるような感じである.

以前は「ケータイ」という呼び方や書き方も嫌いだったが,最近は慣らされてしまい,自分からケータイと書くようになった.そう考えると,いずれ「ネット」にも納得することになる可能性もあるが,少々事情が違う.「ケータイ」を認めたのには,一般語としての「携帯」から区別し,携帯電話という特定の装置を指す用語として意義を認めたからだ.

ところで,僕は10代後半からテニスを趣味にしている(最近はとんとご無沙汰なので「していた」が正しいかもしれない)が,30才近くになるまで,サービスでボールがネットに触れることを「ネット」だと思っていた.だから仲間内でのゲームで審判をしているときにも,微塵の疑いもなく「ネット!」と叫んでいた.それが正しくは「レット」だと知ったときにはかなり恥ずかしく,なぜみんな教えてくれなかったのだろうと思ったが,仲間からしても,まさか僕が「ネット」と叫んでいるとは思わないから,「レット」と聞こえていたのだと思うと,責めることもできない.

ひょっとして,僕が「ネット」ということばを嫌う原因はここにあるのだろうか?

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