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2001年7月

2001年7月19日 (木)

科学番組

その番組自身は,毎回のはじまりの部分で娯楽番組であると明示しているが,それは大阪人ならではの洒落だと思っている.真の探求心で満ちあふれた科学番組だと,僕は思っている.「探偵!ナイトスクープ」のことである.

僕はこの番組が大好きで,好きな番組ベスト5に入っている.だが,関東では知名度も視聴率も低いようだ.知名度や視聴率の低さが原因なのか結果なのかは分からないが,その番組は,関東では相当にしいたげられていて,それが好きでありながらビデオがない僕には結構な苦労が要求される.

というのも,本拠地関西では金曜夜11時台といういい時間帯に放送されていて,全国的に大体似ているのだが,関東では月曜深夜27時台,つまり火曜の早朝4時少し前に開始されるのだ.しかも最近は毎週のように時間帯が変更になる.若干前後することが多いのだが,火曜深夜にずれることもまれではない.

今週は月曜深夜(=火曜早朝)も火曜深夜(=水曜早朝)も放送がないから飛ばされたかと思っていたら,今日(木曜)の深夜27時50分(=明日の早朝3時50分)から放送されるようだ.時間的には辛いが,ないとあきらめていたのがあるのはうれしい.これもマイナーを楽しむ醍醐味である(ただし関西では相当にメジャーな番組らしい).

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2001年7月 8日 (日)

AとB

10年ほど前までは,プリンターの解像度とコピーの鮮明さを考えれば,配付資料に使う用紙の大きさはA4判がちょうどよかった.

活版印刷と比べたとき,10ポイントの文字ではあまりにも品質の悪さが目立った.だから最低でも12ポイントの大きさが必要で,それゆえに資料として適当な内容をまとめるにはA4判がちょうどよかったのだ.

プリンターの解像度が最低でも600dpiになった今,やみくもにA4判に移行しなくてもいいんじゃないかと思う.日本語には,そして日本人の手の大きさをはじめ生活空間の大きさには,1頁の大きさがB5というのがちょうどいいと思うからである.

職場での事務手続き書類や学会誌など,B5からA4判への移行が完了時期を迎えようとしている今,このような主張はむなしく響くだろうが,鯨尺と違って,B判用紙はまだいくらでも手にはいるから,個人単位では,それがいいと思う人は使い続けてもらいたい.

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2001年7月 4日 (水)

歌謡曲をきくときに,歌詞の意味を認識するひとと,しないひとがいる.僕はかなり極端な「認識しないひと」だ.歌番組を見ているとき,家族に歌詞の話をされることがあるが,僕にはさっぱり分からない.考え事をしていた訳でも,ぼんやりしていたわけでもないのに,である.

歌をきいている間はそれなりに言葉もきいていて認知はしているのだが,その意味は即座に流れ去ってしまう.いい換えれば,登場する「もの」はそれぞれ分かるのだが,どのような「こと」なのかが意識にのぼらないのだ.普段から言葉には強い関心を持っているが,それがメロディーと一緒になると注意の重みがメロディーの方に片寄ってしまうようだ.僕のようなききかたをするひとにとって歌詞は,仮に「ラララ…」など単一の音声だったら退屈にすぎるところを多様に色づけする役目を果たしているに過ぎないのかもしれない.

これは自分で歌うときでも同じである.歌詞をほとんど覚えている十八番(おはこ)の歌でも,メロディー抜きの歌詞だけをあらためて考えない限り,どのような「こと」なのかは意識できない.

このような僕でも,歌謡曲に蔓延しているおかしな表現には気付いている.「瞳をそらす」とか「瞳を離さない」がそれだ.歌詞の意味を認識するひとでもつい聞き流してしまうと思うのだが,「そらす」のは視線や注意であって,「離さない」のは気持ちや体である.しかし,正しく表現してしまうとロマンチックじゃなくなってしまう.言葉とメロディーをあわせた上で,意味と雰囲気のバランスをとるのがアーチストの腕の見せ所なのだろう.

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